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京都戦力外の柳沢、コーチ就任要請も「現役続けたい」

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 今季限りでの戦力外通告を受けた京都サンガF.C.の元日本代表のFW柳沢敦が、クラブからコーチ就任を要請されていたことが分かった。

 9日の京都新聞によると、柳沢は「選手としての選択肢はないという話だった。コーチという話もあった」と明かし、今後については「現役として続けたいという意思を伝えた。クラブには感謝の気持ちでいっぱい。もっと京都でやりたい気持ちはあったが、次につながらずに寂しい」と現在の心境を語っている。

 柳沢は02年日韓W杯、06年ドイツW杯に日本代表の主力として出場。鹿島から京都移籍3年目となる今年は、J1史上6人目となる通算100得点を達成し、J1通算300試合出場も果たした。だがシーズンを通しての成績は26試合で3ゴール。J2降格圏内の17位に沈むチームの不振の一因となっていた。

(文 吉田太郎)

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