beacon

[目指せJFL!2010]決勝R直前インタビュー:カマタマーレ讃岐

このエントリーをはてなブックマークに追加

 JFL昇格がかかる第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンドが12月3日から、千葉・市原臨海競技場で行われる。1次ラウンドを突破した横浜スポーツ&カルチャークラブ、三洋電機洲本サッカー部、カマタマーレ讃岐、AC長野パルセイロの4クラブがリーグ戦を行い、上位2チームが自動的にJFLに昇格する。

 今回ここでは1次ラウンドの試合結果を振り返り、各クラブの首脳陣、主将に最終決戦への意気込みを聞いた。

カマタマーレ讃岐
<1次ラウンド>
○vs福島ユナイテッドFC1-0
○vsさいたまサッカークラブ3-2
□vsAC長野パルセイロ1-1(PK3-2)

[チーム得点王]
2得点:岡本秀雄

以下、インタビュー

☆主将:下松裕(30)
―1次Rを振り返って。
 負けなかった事が大きかったと思います。特に1-0、3-2、1-1(PK勝ち)という接戦中で、勝てた事は本当によかったと思います。

―1次Rで見つかった課題と、自信がついたことは?
 課題は、こういう緊張感の中で試合をする事により、普段ならボールを繋げるところを、相手の裏に蹴ったりすることで少し間延びしてしまい、セカンドボールを拾えない時間帯がありました。自信がついたのは、先制された試合もありましたが、すぐに追いつくこともでき、接戦の中でも粘り強い守備・試合運びができた事です。

―主将が期待する、お勧めの選手を教えてください。
 NO・10の吉澤佑哉選手です。試合終了間際になった時でも、チャンスがあれば相手の選手を置きざりにできるスピード・体力がすごいと思います。

―決勝Rのライバルは?その理由は?
 全ての相手に勝つ事です=JFL昇格が目標であるからです。
   
―JFLへの思いを聞かせてください。
 実際、JFLでプレーしたこともあるし、地域リーグからJFL昇格を目指して叶わなかった事もあるので、昇格という目標を達成し、もう一度、JFLでプレーしたいという思いが強いです。

―どんなサッカーをして決勝Rを勝ち抜きますか? そして、意気込みをお願いたします。
 とにかく気持ちで相手に負けないことが勝ちに繋がると思いますので、気持ちを前面に出して、チームが一つになって戦いたいと思います。

★代表取締役:熊野實(62)
  監督:北野誠(43)
―クラブの売りは?
熊野 カマタマーレ讃岐の売りは、地域貢献活動に力を入れている点です。Jリーグ百年構想に基づいて地域に密着したスポーツ振興活動を行うとともに、全国リーグに進出することによって、讃岐のイメージアップ、認知度アップに貢献してまいります。

―クラブの将来の目標は?
熊野 2013年にJ2入会を果たすことが目標です。そして、チームの強化はもちろんのこと観客動員にも力を入れ、たくさんの方にサッカーを楽しんでもらい、スポーツ文化の発展に寄与したいと思っております。また、スポンサー企業さまとも緊密なパートナーシップを築き、地域のシンボルとして成長してまいりたく思っております。

―1次Rを振り返っての感想、また決勝Rはどんなサッカーで勝ちますか?
北野 今までとおり、変わらずにやっていきたいと思います。

[写真]カマタマーレ讃岐

▼関連リンク
第34回全国地域決勝大会特集ページ

(構成 近藤安弘)

TOP