来季J2に降格する京都サンガF.C.は10日、来季の監督に前日本代表コーチの大木武氏(49)が就任することが決まったと発表した。

　大木氏は清水のコーチなどをへて02年に甲府の監督に就任。03年に清水の監督を務めると、05年には甲府の監督に復帰。就任1年目でJ1昇格を果たすなど3シーズン指揮を執ったが、07年にJ2降格の責任を取って退任した。08年からは岡田武史監督の下、南アフリカW杯まで日本代表コーチを務めた。

　4シーズンぶりの監督復帰となる大木氏はクラブを通じ「京都サンガで仕事ができることを光栄に思うと同時に大変うれしく思っております。J1復帰を目指して精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。


●大木武監督
(おおき・たけし)
■生年月日
1961年7月16日(49歳)
■出身地
静岡県
■身長/体重
169cm/67kg
■選手歴
清水東高-東京農業大-富士通サッカー部※91年8月現役引退
■指導歴
91年8月～92年:東京農業大コーチ
93年～:清水ユース監督兼ジュニアユースコーチ
94年～:清水サテライト監督
95年～:清水サテライトコーチ
96年～:清水コーチ
97年～:清水コーチ兼U-21監督
99年～:清水ヘッドコーチ(99.6監督代行)
01年～:清水コーチ兼サテライト監督
02年～:甲府監督　
03年2～11月:清水監督
04年2月～:川崎F U-18監督　
05年2月～07年:甲府監督
08年～10年:日本代表コーチ　

(文　西山紘平)