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[選手権]チーム紹介:関西大一(大阪)

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関西大一(大阪)
出場回数:2年連続4回目
監督:佐野友章
創部:1951年
最高成績:
4強(09年度)
過去の主な成績:
全国高校総体出場3回


[チーム紹介]
 昨年度、大阪府勢32年ぶりとなるベスト4進出を果たした。特に千葉県代表の八千代、静岡県代表の藤枝明誠というサッカー王国の強豪を下しての快進撃。準決勝で青森山田にPK戦の末に敗れはしたものの、試合終了間際の連続ゴールによる同点劇は特に印象的だった。ノーマークだった昨年度とは違い、今年は優勝候補の一角として全国に戻ってきた。鹿島アントラーズ加入内定のMF梅鉢主将をはじめ、10番FW井村ら強力な布陣。勢いに乗った感もあった昨年とは違い、実力で4強、そして昨年越えを果たす。

【勝ち上がり】
[決勝]
2○1阪南大
得点者:梅鉢、井村
[決勝先発布陣]
4-4-2
   井村  濱野

浅井       和田(2)
     
   天野(1) 梅鉢

田中(2)水田  今井(2)撫養 

     樫根

[決勝戦評]
 創部46年目で初めて決勝進出した阪南大高との決勝。堅い守りから7戦16発の注目FW河田にボールを集める阪南大高に対し、関西大一はピッチをワイドに使った攻撃を見せる。そして前半の半ば、経験で上回る関大一が連続ゴールを奪う。16分、FW井村が出した浮き球のスルーパスから左SB田中が中央へ折り返す。中央のFW濱野は合せられなかったが、DFに当たったこぼれ球をMF梅鉢主将が右足でゴール左隅へと流し込んだ。さらに19分、クリアボールを拾った井村が、力強い突破で2人を振り切ると中央へ切り返してさらにマークを外し右足シュート。これで2-0とした。後半、阪南大は前線へのサポートが速くなりチャンスの数が増え出す。33分には右スローインから途中出場のMF木邨が追撃弾。この後関大一・梅鉢主将が左ひじじん帯損傷の大怪我を負い、流れが変わったが関大一はGK樫根の好守などで1点リードを守りきった。
[準決勝]
1○0大阪朝鮮
得点者:梅鉢
後半20分、FW井村が倒されて得たPKをMF梅鉢主将が決めて勝利
[準々決勝]
1○1(PK5-3)近大附
得点者:和田
前半33分にMF和田のゴールで先制。追いつかれたがPK戦で5人全員が成功
[6回戦]
2○0大塚
得点者:和田、小畑
[5回戦]
5○0池田
得点者:濱野2、井村2、和田


【注目選手】
●MF梅鉢貴秀(3年)
鹿島アントラーズ加入内定のゲームメーカー。左右両足から放たれるキック。セットプレーに注目
●FW井村一貴(3年)
昨年度全国準決勝でロスタイム同点弾を放った男はエースFWとして日本一を目指す
●GK樫根啓人(3年)
185cmの大型守護神はハイボールに強く安定感抜群
●MF和田紳平(2年)
予選3得点。右サイドからの鋭い突破でチャンスメークも
●MF浅井哲平(3年)
府決勝では抜群のスピードで突破口に

【今季成績】
総体:府8強
金光大阪に0-1で敗戦
大阪府ユースリーグ:1部優勝

【応援メッセージ】
(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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