川崎フロンターレのU-21日本代表DF薗田淳が残留することが決まった、と20日のスポーツニッポンが報じている。

　薗田はU-21代表の主力CBとして第16回アジア競技大会での金メダル獲得に貢献。相手アタッカーに食らいつき、危険な場面で的確な守備を見せていたほか、チームリーダーのひとりとしてリーダーシップも発揮した。ただ、クラブでは今季リーグ戦3試合の出場のみ。アジア大会で大きく成長したCBに対しては鹿島アントラーズと京都サンガF.C.が期限付き移籍のオファーを出していた模様だが、寺田周平、佐原秀樹が引退するなど、期待のCBを手放せない状況の川崎Fで5年目のシーズンを迎えることとなりそうだ。

(文　吉田太郎)

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