清水エスパルスの日本代表MF藤本淳吾が、名古屋グランパスに完全移籍することが12日、両クラブから発表された。2010年限りで清水との契約が切れるレフティーのもとには、名古屋のほか横浜FMも興味を示していた。清水も強く慰留したが、藤本はACL出場や優勝争いができるクラブなど様々なことを考慮した結果、特別指定選手だった時代を含めて6年間在籍した清水を離れることを決断した。

　藤本は清水を通じて「今回、グランパスに移籍する事になりました。特別指定選手の期間も含めて6年間本当にありがとうございました。エスパルスでプレー出来た事に幸せを感じます。サポーター、選手、スタッフには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。またこれからも、人としても選手としても成長していけるよう努力していきます。引き続き応援していただけると嬉しいです。ありがとうございました」と挨拶している。

　また名古屋を通じて「名古屋グランパスのチームの一員になれたことは、僕にとって幸せなことです。プレッシャーもありますが、それを力に変えてチームの勝利に貢献できるよう、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを語っている。

以下、プロフィール

●MF藤本淳吾
■生年月日
1984年3月24日
■身長/体重
173cm / 69kg
■出身地
神奈川県大和市
■サッカー歴
大和市立福田小-大和市立渋谷中-桐光学園高-筑波大‐清水エスパルス
■主な成績
2006年
Jリーグ新人王、Jリーグ優秀選手
2010年
Jリーグベストイレブン
■代表歴
U-16、U-17、U-18、U-21、U-22、U-23 日本代表
■今季成績
J1リーグ(32試合出場/13得点)
ナビスコカップ(8試合出場/1得点)
天皇杯(4試合出場/1得点)
■通算成績
J1リーグ(139試合出場/31得点)
ナビスコカップ(33試合出場/6得点)
天皇杯(15試合出場/4得点)

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