広島の新加入4選手が会見。水本「サッカー界を盛り上げていきたい」
サンフレッチェ広島は15日、広島市内で新加入選手の入団会見を行った。京都から加入した元日本代表DF水本裕貴、福岡教育大出身のDF西岡大輝、鹿児島城西高出身のMF鮫島晃太、広島ユース出身のFW井波靖奈の4選手が参加し、それぞれ意気込みを語った。
2009年は4位だったが、2010年は7位と少し順位を下げた広島。DF槙野智章がドイツ・ケルンに、DFストヤノフがファジアーノ岡山に移籍した中、水本にはその穴を埋める即戦力として期待がかかる。ルーキー3人に囲まれた中、本人も自覚は十分で、広島の公式HPによると水本は「先ほど(同じ新加入の)西岡選手が『日本人選手では槙野を目標にしている』と言っていましたが、僕を尊敬する選手が増えるようにサポーターの方も含めて自分の力を示していきたいです」と決意を語った。
水本はさらに「今、アジアカップを戦っているメンバーは北京五輪で一緒だったメンバーがたくさん入っています。僕達の年代が、日本代表を引っ張っていかなければいけないと思うし、その中に自分が入っていないことは本当に悔しいです。ただ、Jリーグで結果を残せば道は開けてくると思っています」と日本代表復帰への強い想いを語った。
千葉時代は2度のナビスコ杯制覇に加えて北京五輪、日本代表選出と輝かしい実績を積んできたが、2008年のG大阪、同年途中から2010年まで在籍した京都では悔しい思いをしてきた。だが、潜在能力はピカイチで実力に疑いの余地はない。広島のペトロビッチ監督は水本の恩師であるオシム氏の“弟子”で、似たサッカーを理想とする。“オシム流”のもとでさらに成長し、広島はもちろん、日本を代表するDFに登りつめる。
以下、広島が公式HPで発表した各選手の抜粋コメント
※名前のリンク先データは2010年シーズンのものです。最新のものは2月上旬のJリーグ正式発表までしばらくお待ちください。
●DF水本裕貴
「昨年は京都サンガがJ2に降格し、自分自身も納得のいくプレーができませんでした。そこで広島からオファーをもらい、環境を変えた中でもっと成長したいと思って移籍を決断しました。
サンフレッチェはタイトルを狙えるチームだと思っています。関東や関西のチームではありませんが、そういったところからサッカー界を盛り上げていきたいです。先ほど、西岡選手が『日本人選手では槙野を目標にしている』と言っていましたが、僕を尊敬する選手が増えるように、サポーターの方も含めて自分の力を示していきたいです。
昨年よりもチームの失点数を減らすことが、一番の目標。そして得点の部分でも、昨年は0でしたが、今年は5得点以上取りたいと思っています。実は、Jリーグでは通算で5得点しか取っていないのですが、そのうちの2得点が広島から取ったものでした。僕にとって、広島はとてもいい印象です。今年は、その積み重ねた5得点を、広島というチームで1年で塗り替えたいです。
今、アジアカップを戦っているメンバーは、北京五輪で一緒だったメンバーがたくさん入っています。僕達の年代が、日本代表を引っ張っていかなければいけないと思うし、その中に自分が入っていないことは本当に悔しいです。
ただ、Jリーグで結果を残せば、道は開けてくると思っています」
●DF西岡大輝
「僕の特徴は1対1で負けないことです。対人能力には自信があるのでそこを見て欲しいです。その部分で負けてしまっては自分が終わる、というくらいの覚悟で続けていきたいと思います。
目標は、イタリア代表のガットゥーゾです。勝ちたい気持ちを前面に押し出している選手で、僕も闘志をむき出しにして戦える選手になりたいです。日本人選手では、槙野選手のようになりたいと思っています。攻撃も守備もできるオールラウンダーであるところがすごいです。
3という背番号がもらえたことを光栄に思います。その番号に恥じないプレーをしたいです。日々の練習から100%で取り組み、ストイックに頑張るつもりです。サンフレッチェのポゼッションはレベルが高く、練習に参加した時も自分はまだまだだと感じました。もっとこれからプロの水に慣れなければいけないと思っています。1日でも早く試合に絡めるように全身全霊をかけて頑張ります」
●MF鮫島晃太
「高校2年生のときにサンフレッチェの練習に参加し、自分のプレースタイルとあっていると感じました。ここであれば自分をレベルアップさせることができると思って加入を決めました。
サンフレッチェはパスをしっかりとつないで崩していくスタイルですが、僕もパスを得意としているのでその持ち味をいかしていけるように頑張りたいです。
目標としているのは、ジェラードです。テレビでしか見ていませんが、パススピード、状況判断、ミドルシュートとすべてを自分の目標にしています。そこに近づけるようにしたいです」
●FW井波靖奈
「昔からの夢だったプロ選手になり、ワクワクする気持ちもありますが、やっていけるのかという不安もあります。ただ、そこから一歩進めるかどうかは自分次第なのでしっかりと頑張りたいです。
目標としているのは、ドログバです。前線でボールを収めて、自分でも打開できるような選手になりたいと思っています。
1日でも早く試合に絡めるようになり、チームに貢献できるようにしたいです。サポーターのみなさんには、ユースのときからお世話になっていますが、ぜひ、トップになってからも応援をよろしくお願いします」
▼関連リンク
2011年Jリーグ移籍情報
2009年は4位だったが、2010年は7位と少し順位を下げた広島。DF槙野智章がドイツ・ケルンに、DFストヤノフがファジアーノ岡山に移籍した中、水本にはその穴を埋める即戦力として期待がかかる。ルーキー3人に囲まれた中、本人も自覚は十分で、広島の公式HPによると水本は「先ほど(同じ新加入の)西岡選手が『日本人選手では槙野を目標にしている』と言っていましたが、僕を尊敬する選手が増えるようにサポーターの方も含めて自分の力を示していきたいです」と決意を語った。
水本はさらに「今、アジアカップを戦っているメンバーは北京五輪で一緒だったメンバーがたくさん入っています。僕達の年代が、日本代表を引っ張っていかなければいけないと思うし、その中に自分が入っていないことは本当に悔しいです。ただ、Jリーグで結果を残せば道は開けてくると思っています」と日本代表復帰への強い想いを語った。
千葉時代は2度のナビスコ杯制覇に加えて北京五輪、日本代表選出と輝かしい実績を積んできたが、2008年のG大阪、同年途中から2010年まで在籍した京都では悔しい思いをしてきた。だが、潜在能力はピカイチで実力に疑いの余地はない。広島のペトロビッチ監督は水本の恩師であるオシム氏の“弟子”で、似たサッカーを理想とする。“オシム流”のもとでさらに成長し、広島はもちろん、日本を代表するDFに登りつめる。
以下、広島が公式HPで発表した各選手の抜粋コメント
※名前のリンク先データは2010年シーズンのものです。最新のものは2月上旬のJリーグ正式発表までしばらくお待ちください。
●DF水本裕貴
「昨年は京都サンガがJ2に降格し、自分自身も納得のいくプレーができませんでした。そこで広島からオファーをもらい、環境を変えた中でもっと成長したいと思って移籍を決断しました。
サンフレッチェはタイトルを狙えるチームだと思っています。関東や関西のチームではありませんが、そういったところからサッカー界を盛り上げていきたいです。先ほど、西岡選手が『日本人選手では槙野を目標にしている』と言っていましたが、僕を尊敬する選手が増えるように、サポーターの方も含めて自分の力を示していきたいです。
昨年よりもチームの失点数を減らすことが、一番の目標。そして得点の部分でも、昨年は0でしたが、今年は5得点以上取りたいと思っています。実は、Jリーグでは通算で5得点しか取っていないのですが、そのうちの2得点が広島から取ったものでした。僕にとって、広島はとてもいい印象です。今年は、その積み重ねた5得点を、広島というチームで1年で塗り替えたいです。
今、アジアカップを戦っているメンバーは、北京五輪で一緒だったメンバーがたくさん入っています。僕達の年代が、日本代表を引っ張っていかなければいけないと思うし、その中に自分が入っていないことは本当に悔しいです。
ただ、Jリーグで結果を残せば、道は開けてくると思っています」
●DF西岡大輝
「僕の特徴は1対1で負けないことです。対人能力には自信があるのでそこを見て欲しいです。その部分で負けてしまっては自分が終わる、というくらいの覚悟で続けていきたいと思います。
目標は、イタリア代表のガットゥーゾです。勝ちたい気持ちを前面に押し出している選手で、僕も闘志をむき出しにして戦える選手になりたいです。日本人選手では、槙野選手のようになりたいと思っています。攻撃も守備もできるオールラウンダーであるところがすごいです。
3という背番号がもらえたことを光栄に思います。その番号に恥じないプレーをしたいです。日々の練習から100%で取り組み、ストイックに頑張るつもりです。サンフレッチェのポゼッションはレベルが高く、練習に参加した時も自分はまだまだだと感じました。もっとこれからプロの水に慣れなければいけないと思っています。1日でも早く試合に絡めるように全身全霊をかけて頑張ります」
●MF鮫島晃太
「高校2年生のときにサンフレッチェの練習に参加し、自分のプレースタイルとあっていると感じました。ここであれば自分をレベルアップさせることができると思って加入を決めました。
サンフレッチェはパスをしっかりとつないで崩していくスタイルですが、僕もパスを得意としているのでその持ち味をいかしていけるように頑張りたいです。
目標としているのは、ジェラードです。テレビでしか見ていませんが、パススピード、状況判断、ミドルシュートとすべてを自分の目標にしています。そこに近づけるようにしたいです」
●FW井波靖奈
「昔からの夢だったプロ選手になり、ワクワクする気持ちもありますが、やっていけるのかという不安もあります。ただ、そこから一歩進めるかどうかは自分次第なのでしっかりと頑張りたいです。
目標としているのは、ドログバです。前線でボールを収めて、自分でも打開できるような選手になりたいと思っています。
1日でも早く試合に絡めるようになり、チームに貢献できるようにしたいです。サポーターのみなさんには、ユースのときからお世話になっていますが、ぜひ、トップになってからも応援をよろしくお願いします」
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