17日、フランスサッカー協会とNIKEがパートナーシップを提携したことを発表し、あわせて新ユニホフォームをお披露目した。パリで記者会見を開き、フランス代表のMFアブ・ディアビ、MFアル・ディアラ、MFフローラン・マルダ、MFヤン・エムビラ、ローラン・ブラン監督、そしてナイキの社長兼CEO のマーク・パーカーが出席した。

　デザインはフランスのスタイルと伝統に革新性を組み合わせ、機能性を最大化しつつ環境への影響を最小限にとどめた。胸部のエンブレムの裏面には「Nos Differences Nous Unissent」(我々の違いが我々を結びつける)のメッセージがプリントされ、フランス代表の伝統やプライドが細部にまで宿った形となった。

　また機能面では吸汗速乾性に優れる「Nike Dri-FITテクノロジー」が採用されたうえ、人間工学的に設計されたフィット性も完備。さらに、シャツとショーツ全体に再生プラスティックボトルから作られたマイクロファイバーポリエステル素材が使われるなど、環境面にも最大限の配慮がなされている。

　新ユニフォームについてローラン・ブラン監督は「このユニフォームは世界にも知られるフランスのエレガンスを表現しています。しっかりしたとした襟、新しい青の色や、新しく加わった赤い色が特徴となり、想像力、謙虚さと野心という私のチームに掲げたい理念にもよく合っています」と気に入った様子。新ユニホームは2月9日にスタッド・ド・フランスで行われるブラジル戦で初めて着用される。