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磐田がルーキー山田に「10」を検討

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 ジュビロ磐田が明治大からのルーキーで大学No・1MFともいわれる山田大記に、背番号「10」を検討していることが分かったと、18日のスポーツニッポンが報じている。クラブ関係者が明かしたそうで、実現すればクラブ史上初めてのことだという。

 近年「10」はMF成岡翔が着けていたが、今年は福岡に移籍したため“空席”となった。ただでさえ新人には重みのある番号といえるが、磐田の「10」といえば、長らく元日本代表MF藤田俊哉が着けていたもので、余計に伝統が感じられる。ただ、柳下監督は「プレーは西の若い頃や(藤田)俊哉に似ている」と山田の才能を高く評価しており、将来の磐田を背負う逸材として、あえてルーキーイヤーでも与える可能性がある。

 磐田は17日から若手合同トレーニングがスタートした。だが、山田は昨年10月に左足第5中足骨を骨折し、まだ完治していないために室内で別メニュー調整を行った。開幕に間に合うかどうか微妙のようだが、スポーツニッポンによると山田は「今年は1分でも多く試合に出たい。攻撃的なポジションなので得点やチャンスメークにこだわりたい」と早期の活躍を誓ったという。背番号が何番かに関わらず期待のルーキーである山田。サックスブルーのユニホームで大暴れする日は近い。

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