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メツ監督がザックジャパンを褒め殺し、「日本はアジアのバルセロナ」

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 カタールのブルーノ・メツ監督は日本を「アジアのバルセロナ」と評し、警戒を強めた。21日の準々決勝を翌日に控え、公式会見に臨んだ指揮官は日本をリスペクトする発言を繰り返した。

 「日本はアジアで最も強いチームの1つで、まるでアジアのバルセロナだ。我々はベストを尽くさないといけない」。メツ監督率いるカタールは南アフリカW杯アジア最終予選でも日本と同組になったが、ホームで0-3の完敗を喫し、アウェーでは1-1のドローだった。

 「日本はW杯のころよりも強くなっている。今大会の試合を見ても、コンディションも良く、チームは非常に組織されていて、規律もある」と褒め殺し。「明日までにコンピューターで攻略法を見つけられれば」と報道陣を笑わせた。MF本田圭佑についても「1つのプレーで試合を変えられる」と絶賛した。

 起用法をめぐり衝突したFWフセイン・ヤセルを19日に追放した指揮官は「チームの規律を守れない選手はいない方がいい。我々は22人だが、1つのチームになっている」と強調。日本に対しては称賛の言葉を繰り返したが、終始笑みを浮かべた表情には自分のチームへの自信もうかがわせた。

[写真]会見では終始笑みを浮かべていたカタールのブルーノ・メツ監督

(取材・文 西山紘平)

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