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ケルン槙野、「すぐに香川のレベルに追い付く」

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 この冬にサンフレッチェ広島からドイツ・ケルンに移籍したDF槙野智章。1月20日付ドイツキッカー誌WEB版でのインタビューで、「すぐに香川のレベルへ追いつきたい」とコメントしている。

 ケルンはここしばらく好成績を残していないが、サッカー人気はドイツでもトップ3に入る「サッカーの町」。キッカー誌は、そんなケルンに移籍した、槙野にインタビューを行っている。以下一問一答を抜粋。

―日本のサッカーは?
「残念ながら日本では野球が一番人気。サッカーの人気が大きなドイツでサッカーができることをうれしく思います。ドイツでのサッカーはピッチの上での闘いですね」

―ブンデスリーガの最初の印象は?(ケルン対カイザースラウテルン戦を観戦)
「スタジアムに4万人を超えるファンがきてくれる(ケルンのホーム、ラインエネルギーシュタディオンは5万374人収容)。とても魅力的ですね。ただピッチが悪いかな。それが新鮮でもある。グラウンドが悪いにも関わらず、パスの精度も高いし、スピードもある。これが、日本とドイツの差だと思う」

―理想のポジションは?
「今まで日本のDFで欧州のリーグに適応できた選手はいない。でもそれが可能だということを証明したい。できればセンターバックとして証明したいけど、サイドバックでもいける」

―ケルンでのデビューはいつになりそう?
「徐々にチーム練習に参加できるようになってきている。もう1週間あれば100%フィットします」

―アジアカップを辞退しましたが?
「怪我でとても残念。ですが不幸中の幸いでもある。なぜなら、予定より早くケルンに来られて、さらに監督の哲学を知ることができましたから。日本代表チームには優勝してほしい」

―香川真司選手とは?
「僕の移籍決定以来、彼はいつも『おまえは降格争いで俺はタイトル争いだ』とジョークを飛ばしてきます。だけど、すぐに彼のレベルに追い付きたい」

(文 福岡正高)

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