今冬、アーセナル(イングランド)からフェイエノールト(オランダ)に期限付き移籍した中京大中京高3年のFW宮市亮が12日、ホームで行われた国内リーグ第23節ヘラクレス戦で出場2試合目にして早くも初ゴールを記録した。

　2試合続けて左ウィングで先発した宮市は前半18分、FWディエゴ・ビセスバルが右サイドからゴール前に上げたクロスを胸でトラップ。DFひとりを切り返しでかわすと、左足で低い弾道のシュートをゴールに突き刺し、先制点を奪った。なお、18歳2ヵ月でのゴールは、カターニア(イタリア)FW森本貴幸の18歳8ヵ月を上回る欧州での日本人最年少得点記録となっている。

　試合はその後、フェイエイノールトが前半33分にビセスバルの得点でリードを2点に広げると、ヘラクレスの反撃を同ロスタイムのMFマルク・ヤン・フッレデルスの1点に抑えて2-1で逃げ切り。フェイエノールトは5試合目にして今年ようやく初勝利を挙げている。

[写真]初ゴールを決めた宮市

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(文　宝田雅樹)

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