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[CL]最多得点タイのアネルカがチェルシーに勝利を引き寄せる

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 22日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦のコペンハーゲン対チェルシーは、FWニコラ・アネルカの2得点でチェルシーがアウェーでの第1戦を2-0で制した。
 敵地パルケン・スタディオンで今大会最多タイとなる7点目を決めたアネルカはマン・オブ・ザ・マッチにも輝いている。

 “レッズ”(リバプール)から“ブルーズ”(チェルシー)への移籍ということもあり戦前の話題はFWフェルナンド・トーレスに集まったが、チームに勝利を呼び寄せたのは4-4-2のフォーメーションでそのトーレスとツートップを組んだアネルカだった。

 チェルシーは立ち上がりこそペースを握ったもののなかなかゴールを決められず。五分の展開になりかけた前半17分、アネルカの右足がゴールを生んだ。アネルカは相手陣内で不用意なミスパスを奪うと、右サイドからドリブルで駆け上がる。最後はスライディングで寄せる相手DFを素早くかわし、右足シュートであっという間の先制弾。

 さらに後半9分には相手陣内中央からMFフランク・ランパードが相手DFライン裏に絶妙なスルーパスを送ると、素早く反応して抜け出したのはまたもアネルカ。ファーサイドにきっちり2点目を決めて勝負あり。アウェーでの2ゴールで、チェルシーが初の欧州制覇に向けて前進した。

 勝利の殊勲者となったアネルカについてGKペトル・チェフは試合後、「(アネルカは)二つのチャンスをうまく生かした」と称賛。「彼(アネルカ)とトーレスの意思疎通も非常に良かった」と、“新ツートップ”の手応えも口にした。

[写真]前半17分、アネルカの右足がゴールを生んだ

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