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遠藤にユベントス、ラツィオなどが興味?

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 ガンバ大阪の日本代表MF遠藤保仁が、今夏にもセリエA(イタリア1部)に移籍する可能性があることが分かった、と8日の日刊スポーツが報じている。今季終了後にG大阪との契約が満了になる遠藤に対し、名門ユベントスやラツィオなどが興味を示していることが判明した模様。正式オファーが届けば、早ければ今夏の移籍市場で欧州挑戦が実現するという。

 遠藤は1月のアジア杯で6試合中5試合にフル出場するなど、中盤の柱として日本代表の優勝に大きく貢献。チームメートも唸った遠藤の技術の高さなど、その能力を再認識したアルベルト・ザッケローニ監督が、母国イタリアに凱旋した際、各クラブの強化担当者にセリエAでも十分に通用することを伝え歩いたという。

 今回興味を示しているというラツィオ、ユベントスはともにかつてザッケローニ監督が指揮を執ったことのあるクラブ。関係者も「現時点でもイタリアの話は聞く。ザック監督の推薦もあり、夏の市場で本格的な動きが出てくるのではないか」と明かしたとのことで、シーズンが進むにつれて周囲が騒がしくなっていきそうだ。

 G大阪との契約は今季いっぱい。そのため夏以降に欧州含む複数クラブからオファーを受けるのは確実だが、31歳の日本を代表する司令塔は果たしてどのような選択をするのか?

(文 吉田太郎)

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