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鹿島があのFWアルシンドの長男とプロ契約!

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 鹿島アントラーズは10日、ブラジル人FWイゴール・トーレス・サルトーリ(登録名:イゴール、18歳)の新加入が決定したと発表した。背番号は「33」。イゴールはなんと、1993年から94年の2シーズンにわたって鹿島で活躍したFWアルシンド(アルシンド・サルトーリ)氏の長男。親子2代にわたって鹿島でプレーするのは史上初のことという。

 イゴールは昨年7月12~24日に鹿島の練習に参加。鹿島にはすでにA契約の外国人選手が3人いるが、鹿島によると、スピードやテクニックには非凡なものがあり将来性を買って年俸上限480万円のC契約で獲得したという。イゴールにとっては初のプロ契約だが、鹿島がアマチュアの外国籍選手と契約を結ぶのは初めて。

 父のアルシンド氏はストライカーとして、ジーコ氏とともに1993年のJリーグ開幕の第1ステージの優勝に大きく貢献し、鹿島在籍の2シーズンでリーグ戦71試合50得点と“伝説的活躍”を見せた。イゴールはまだ18歳だが、将来的には父を超える活躍が期待される。

以下、プロフィール

●FWイゴール
イゴール・トーレス・サルトーリ
Igor Torres Sartori
■生年月日
1993年1月8日
■サイズ
176cm、70kg
■経歴
CFZ・ド・リオ(2005~、アマチュア)
※以前はフットサルチームに所属
■利き足

■特徴
スピードがあり、テクニックも兼ね備える

[写真]J創設期に人気者となったアルシンド氏(左)の息子は父を超えることが出来るか?(右は94年MVPのペレイラ)

(文 近藤安弘)

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