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Jリーグ選抜、俊輔ら出場選手コメント

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 Jリーグは22日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(29日、長居)で日本代表と対戦するJリーグ選抜「Jリーグ TEAM AS ONE」のメンバーを発表した。

 震災によって大きな被害を受けた仙台のMF関口訓充、MF梁勇基が選ばれたほか、岩手・大船渡高出身のMF小笠原満男(鹿島)も選出。DF中澤佑二(横浜FM)、MF中村俊輔(横浜FM)、MF小野伸二(清水)ら元日本代表選手がずらりと名を連ね、J2の横浜FCからFW三浦知良も選ばれた。監督は名古屋のストイコビッチ監督が務める。

以下、選手コメント

●GK川口能活(磐田)
「被災地の皆さんに、勇気や希望をもたらせるようなプレーをし、皆さんの力になれるように全力で頑張りたいと思います」

●GK楢崎正剛(名古屋)
「被災されている方々に、サッカー界が取り組んでいることを少しでも目に触れたり聞いたりしてもらって、復興のために前を向ける力になればと願っています」

●DF新井場徹(鹿島)
「被災された東北や関東の人々にお見舞いを申し上げます。あまり報道はされていませんが、クラブのある鹿嶋周辺にも地震や津波の影響を受けていて、地面が割れて液状化し倒れた電柱や流されたコンテナが道をふさいでいる状況を目にしてきました。さらに被害の大きい東北のことを考えると胸が痛みます。サッカー選手の自分にとってできることを考え、僭越ながらチャリティーマッチに出場することで少しでもお役に立てればと思っています」

●DF中澤佑二(横浜FM)
「Jリーグ TEAM AS ONEに選ばれたことをとても光栄に思います。今回の震災で被害をうけたすべての人たちのために自分ができることを精一杯やりたいと思います。そして一日でも早い復興を願っています」

●DF田中マルクス闘莉王(名古屋)
「どのような形であっても、力になりたいと考えていましたが、この試合でベストを尽くすことで、被災された方々に勇気を与えることができればと思います」

●DF茂庭照幸(C大阪)
「復興支援のチャリティというのが大前提ですが、僕の人生にとって非常にチャンスになる試合だと思います。人のためにも、自分のためにもなる試合にするためにがんばりたいと思います」

●MF関口訓充(仙台)
「東北地方太平洋沖地震で被災された多くの方々にお見舞いを申しあげると共に、被災によりお亡くなられた方に心からお悔やみを申しあげます。自分の所属チームがある宮城県も震災で被害がとても大きく、辛く悲しい思いでいっぱいになりました。『東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!』に出場させていただき自分ががんばる姿をお見せすることで、少しでも多くの方々を勇気づけることができればと思います。未来のために、皆さんと共に歩み、共に進んでいきたいと思います」

●MF梁勇基(仙台)
「東北地方太平洋沖地震で被災された多くの方々にお見舞いを申しあげると共に、被災によりお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申しあげます。東北地方から関東までの幅広い範囲での多くの被害に対し心が大変痛みました。宮城という場所は自分がプロ生活をスタートさせ、サッカー選手として、そして人間としても大きく成長させてくれた、慣れ親しんだ大切な場所です。そして、これまで宮城の方々よりサッカーを通じて、沢山の声援を受け勇気をもらいました。『東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!』に出場させていただくことになり今まで自分に勇気を与えてくれた宮城の方々はもちろんのこと、少しでも多くの方々に元気になってもらえるようなプレーをしたいと思います」

●MF小笠原満男(鹿島)
「震災により多くの人が被災したり、まだ苦しい生活を送っているこの状況でサッカーをしていいのか、自分としては相当悩みました。先週から地元・岩手県の被災地をいくつか訪問させてもらい、避難所で大変な生活を送っている多くの方から『自分たちは絶対乗り越えてみせるから、サッカー頑張ってください』と言われたことが心に響きました。頑張っている人に『頑張って』とは言えず、自分自身は返す言葉に詰まってしまうような場面もあり、逆に『いつも見てるよ。応援してるよ』と励まされたりもしました。そういう人たちの気持ちに触れて、今回の試合に出場することを決意しました。自分自身は被災地の多くの人から元気をもらいました。自分のプレーで元気を与えられるかどうかは分かりませんが、サッカーをすることが自分にできることのひとつであり、チャリティーマッチに参加することで少しでも力になりたいと思います」

●MF中村俊輔(横浜FM)
「自分たちはテレビ等を通じてしか現地の被害は分かりませんが、現実はもっと困難な状況だと思います。サッカー選手として出来るのはサッカーしかありません。今回は被災者の方々を勇気づけることができる機会を与えられたので頑張りたいと思います」

●MF小野伸二(清水)
「チャリティーマッチのメンバーに選出していただき、被災地の方々にエネルギーを与えられる機会をいただけたことに感謝しています。また、日本代表と戦えることは滅多にないことなので、価値ある試合にしたいと思います」

●MF駒野友一(磐田)
「試合をして、被災地へ勇気や元気が届けられるよう、しっかり頑張ってきたいと思います」

●FW原口元気(浦和)
「僕にとって、すごい幸せを感じる90分になるんじゃないかと思っています。僕の名前は『元気』なので、日本中が元気になるように、精一杯プレーしたいと思います」

●FWハーフナー・マイク(甲府)
「選ばれたことを光栄に思います。いつも通り全力でプレーをして、被災地で頑張っている人達に勇気を与えたいです」

●FW大久保嘉人(神戸)
「今回の大震災で亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。サッカー選手として出来ること、それはサッカーを通して勇気と元気を与えることだと思います。チャリティーマッチですが、自分の持てる力を全部出し切って、被災地の皆さまに勇気を与えられるよう頑張りたいと思います」

●FW佐藤寿人(広島)
「被災地で戦っている人たちに勇気を与えられるようなプレーを見せたいと思います。1人でも多くの方にスタジアムに足を運んでいただき、被災地に向けて、みんなでエールを送りましょう」

●FW三浦知良(横浜FC)
「このような試合で、被災された方々に協力できることを嬉しく思います。みんなで力を合わせて頑張ります」

「Jリーグ TEAM AS ONE」メンバー

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