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巻に続き、楽山もトルシエ氏が率いる深センへ入団

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 今季から元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が指揮を執る中国サッカー協会スーパーリーグ(CSL)の深セン紅鑽へ元日本代表FW巻誠一郎に続いて、MF楽山孝志の入団も決まったと現地報道が伝えている。2人は同リーグの改変後、初の日本人選手の加入となった。

 楽山は昨季、ロシア2部リーグのFCヒムキに所属していたがシーズン終了とともに退団。今月8日から海南省海口市で行われていた深センのキャンプに参加していた。そして、そこでの活躍を認められて、入団が決定。トルシエ氏は楽山の入団について「自身の能力を示してくれた。かつて巻と同じチームに所属していたことも決め手となった」と話し、「足元の技術があり、柔軟性がある選手。深センのチームスタイルに適している」と評価を語った。

 CSLは来月2日に天津泰達戦で開幕戦を迎えるが、外国人選手が同時にピッチへ立てるのは4人までとなっている。今季の深センは巻と楽山の他にも、スロベニア人の2選手を獲得。さらには昨シーズンからはニュージーランド代表のFWクリス・キレンが所属している。指揮官は巻を中心とした外国人選手5人を中心にチームの再建を計ることを明言している。楽山にかかる期待も大きいものになりそうだ。

(文 片岡涼)

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