マジョルカ(スペイン)MF家長昭博が9日、ホームで行われた国内リーグ第31節セビージャ戦で移籍後初ゴールを記録した。

　3試合ぶりの先発出場を果たした家長は前半16分、左サイドを抜け出したMFゴンサロ・カストロのクロスを、ファーサイドからヘディングシュートでゴールへ突き刺して先制点を奪った。

　試合はその後、アウェーのセビージャが前半31分にFWアルバロ・ネグレドのPKで振り出しに戻す。マジョルカも同43分にMFジョナサン・デ・グズマンが勝ち越しゴールを挙げるが、粘るセビージャは後半23分にMFイバン・ラキティッチのゴールで再び同点に追い付いた。

　家長は後半44分までプレーし、FWビクトルと交代。試合は結局2-2で終了となっている。

　なお、家長は城彰二(バジャドリー)、大久保嘉人(マジョルカ)に続き、リーガ・エスパニョーラでゴールを決めた史上3人目の日本人選手となっている。

(文　宝田雅樹)

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