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チャリティーマッチ収益など約1億1970万円を寄付、5000万円はサッカーファミリー支援に

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 日本サッカー協会は14日、都内で理事会を開き、3月29日に大阪・長居スタジアムで行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」の収益が1億1349万8492円になったことを明らかにした。収益金のうち5000万円は「サッカーファミリー復興支援金」に充て、残りの6349万8492円を義援金として、JFA義援金口座を通じて日本赤十字社に寄付する。

 また、日本代表やJリーグ選抜の選手らが練習前に行った募金活動などで集まった2231万7199円と、チャリティーマッチグッズの物販収益である3389万1485円を全額、日本赤十字社に寄付。選手が試合で着用したユニフォームなどのチャリティーオークションも現在開催中で、この入札金額も寄付することになっているが、現時点で1億1970万7176円を義援金として寄付することになった。

 チャリティーマッチの収益金のうち5000万円を充てることになった「サッカーファミリー復興支援金」は被災地のサッカー活動を支援する目的で設立。ボールやサッカー用品などの物品提供やサッカー教室の実施などを予定しており、今後は支援金の受付口座を開設するほか、地域・都道府県協会と連係しながら募金活動などを通じて義援金を集め、被災地におけるサッカー環境の1日も早い復興を目指す。

(取材・文 西山紘平)

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