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6月1、7日のキリン杯、対戦国との交渉が難航

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 日本代表が6月1、7日に予定しているキリン杯で、対戦国との交渉が難航していることが分かった、と15日付のスポーツニッポンが報じている。東日本大震災、福島第1原発事故の影響で、当初予定していた南米や欧州の各国が来日に難色を示しているという。

 また、6月1日は東北電力スタジアム、7日は日産スタジアムで開催される予定となっていたが、東北、東京電力管内のためナイター開催は難しいほか、対戦国に対し福島第1原発から距離を置くことも考慮し、開催される場合でも西日本の会場に変更する可能性が高いという。

 日本代表はすでに3月のキリンチャレンジ杯2試合が中止となっており、キリン杯も開催できないとなれば、強化プランは大きく狂うことになる。6月1日にはU-22日本代表も東北電力スタジアムで強化試合を行う予定だったが、こちらも開催は難しく、3月に続いて海外遠征に切り替える計画も浮上している。9月からのW杯予選を控えるA代表、6月19、23日に五輪予選が迫っているU-22代表ともに今後のマッチメイクすらままならない状況だ。

(文 西山紘平)

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