エールディビジ(オランダ)のフェイエノールト所属のFW宮市亮が、24日に行われるPSV戦を欠場する可能性があることが分かった。現地スポーツサイトの「AD Sport wereld」が22日に報じたもので、宮市は21日に行われた練習中に足首を負傷。クラブのメディカルスタッフは「日曜日の試合には間に合うという望みはある」と話しているが、現段階では出場は不透明な状況だ。

　2月6日のフィテッセ戦で欧州デビューを飾り、その後は故障もなく、全10試合で先発を務めてきた。前節のウィレムII戦では6試合連続のフル出場を果たし、2得点2アシストの活躍をみせていた。

　現在、勝ち点40で10位に沈むフェイエノールトは、5位から8位で行われるEL予選2回戦の出場権をかけたプレーオフへの進出をめざしている。8位ユトレヒトとの勝ち点差はわずか1。今季のリーグ戦は残り4試合とプレイオフ進出へ向けてラストスパートをかけたいところ。しかし、PSV戦では、フェイエノールトの主力MFケルヴィン・レールダムの欠場も決まっている。チームにとっても、宮市にとっても、次節が正念場となりそうだ。

(文　片岡涼)