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鹿島の4年連続グループリーグ突破が決定、最終戦に首位通過かける

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[5.3 ACL第5節 鹿島2-0上海申花 国立]

 鹿島アントラーズの4年連続となるグループリーグ突破が決まった。この日、ホームで上海申花(中国)に2-0で勝利し、2勝3分の勝ち点9に伸ばすと、同日夜に行われた水原三星(韓国)対シドニーFC(豪州)の試合で水原が3-1で勝利。水原が鹿島と同じ勝ち点9、3位シドニーが勝ち点5にとどまったため、最終戦を残して水原と鹿島のH組2位以内が確定した。

 鹿島と水原の直接対決の成績はホーム、アウェーともに1-1のため、得失点差(水原+6、鹿島+5)で上回る水原が現時点で首位、鹿島は2位につけている。鹿島が自力での首位通過を果たすには、10日のシドニー戦で大量得点が必要になりそうだ。

 上海戦直後はまだグループリーグ突破が決まっていなかったが、MF小笠原満男は「他のことはあまり気にしていない。最初から全部勝つつもりだし、どういう状況でも勝つのがうちのチーム」と強調していた。過去2年連続で決勝トーナメント1回戦で涙をのんでいる鹿島。FW興梠慎三は「ここまでは絶対に行かないといけないところ。1位通過して(決勝トーナメント1回戦を)ホームでやりたいし、最近はずっとベスト16で負けているので、次こそ突破して、決勝までいければ」と先を見据えていた。

[写真]上海申花戦の先発メンバー

(取材・文 西山紘平)

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