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南米選手権、15人リスト提出。南米連盟などが招集へレター送付

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 南米サッカー連盟の理事会などに出席していた日本サッカー協会の小倉純二会長が3日、パラグアイから帰国。南米選手権(7月、アルゼンチン)への欧州クラブ所属選手招集に関し、南米連盟が動き出したことを明らかにした。4日のサンケイスポーツなど報道各紙が報じている。

 当初は欧州組20人のリストを作成していたが、今回は日本協会が招集目標に掲げている15人のリストを作成し、南米連盟に提出。これを受けた同連盟とアルゼンチン協会が、所属クラブと所属協会へ協力を求める文書を送付したという。小倉会長は「今月中には決着をつけたい」と話している。

 その前に6月にはキリン杯(1日ペルー戦、7日チェコ戦)が控えているが、スポーツニッポンによると小倉会長は「一部で重複する選手もあるかもしれないが、南米選手権とキリン杯で選手を仕分けする」と明言した。欧州クラブでレギュラーをつかんでいる選手は、キリン杯は招集せずに休養に充ててもらい、代わりに南米選手権に招集できるようにお願いする方針。原博実技術委員長も欧州クラブを訪問し、協力をお願いして回る。

(文 近藤安弘)

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