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[JFL]讃岐が記念すべき初勝利。記念弾は前京都の西野が決める

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[JFL前期第9節]

 カマタマーレ讃岐は3日、ホームでJFL第9節・横河武蔵野FC戦を行い、1-0で勝利した。今季からJFLに昇格しており、開幕から2戦目でこれが記念すべきJFL初勝利となった。

 JFL初ゴールを決めたのは、京都から今季加入したFW西野泰正だった。後半24分、元鹿島のMF吉澤佑哉とのワンツーで抜け出し、右足でゴールネットを揺らした。西野は昨季の京都で受けた出場停止処分の消化が残っており、チームのJFL初戦となった前節のホンダロックSC戦(アウェー)は、出場停止だった。チームは0-1で敗れ、暗い雰囲気だったようだが、エースがデビュー戦で勝利に導くゴールを奪った。

 四国新聞によると、西野は「遠征帰りのみんなの顔に元気がなかった。連敗できない」と強い決意で試合に挑んだそうで、試合後は「本当に勝てて良かった」と笑顔を見せたという。北野誠監督も「西野は点が欲しくて獲得した。(西野の)あんなにいいシュートは見たことないけど、よくやってくれた」と称えた。初参戦の讃岐だが、この勝利で上昇気流に乗りたいところだ。

(文 近藤安弘)

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