ドルトムントのMF香川真司がチームの全体練習に合流した。クラブの公式サイトによると、4日と5日の練習に部分合流。1月25日のアジア杯準決勝・韓国戦で右足第5中足骨を骨折し、長期離脱を強いられていた香川にとって、実に99日ぶりの練習合流となった。

　チームはすでに9シーズンぶり7度目の優勝を決めており、残り2試合は消化試合。クロップ監督は「シンジがトップコンディションで夏のオフに入れるように徐々にメニューを増やしていくつもりだ」と、7日のブレーメン戦での復帰は否定したが、ホームで行われる14日のフランクフルト戦については「彼が戻ってきてくれればうれしい」とコメント。故障離脱するまでの17試合で8得点を決めた前半戦MVPが、短時間でも最終戦のピッチに立つ可能性が出てきた。

[写真]復帰に向けて走り込みをするMF香川真司(4月27日撮影)

(文　西山紘平)