11日、スペインのリーガ・エスパニョーラは第36節のレバンテ対バルセロナが行われ、1-1で引き分けた。この結果、優勝に必要だった勝ち点1を獲得したバルセロナがリーグ3連覇を達成した。

　優勝を決めたバルセロナのこの日のスタメンは以下の通り。GKビクトル・バルデス、DFダニエウ・アウベス、ジェラール・ピケ、ハビエル・マスチェラーノ、エリック・アビダル、MFセイドゥ・ケイタ、シャビ・エルナンデス、セルヒオ・ブスケツ、FWダビド・ビジャ、イブラヒム・アフェライ、そしてリオネル・メッシ。

　試合は序盤からバルセロナがボールを保持してペースを握る展開。しかし1月9日以来ホームでは無敗を誇るレバンテも善戦し、序盤はバルサにシュートを打たせない。しかしそれでもバルサは28分、シャビ・エルナンデスの正確なチップキックでのパスからセイドゥ・ケイタが頭で合わせて先制。しかし41分、ジェラール・ピケがハイボールの処理でまさかの空振り。GKビクトル・バルデスも処理を誤り、フェリペ・カイセドに同点弾を許してしまう。

　後半に入るとエースのメッシが57分、71分とシュートを放っていくが、ゴールネットを揺らすには至らない。その後、この日優勝を決めるには勝ち点1でよいバルサは無理に攻撃態勢を取ることはなく、このまま1-1で試合終了。試合はドローに終わったが、優勝に必要な勝ち点1を獲得したバルサがリーグ制覇を成し遂げた。バルサはこれでリーグ3連覇、21度目の優勝を飾っている。

[写真]歓喜するピケらバルサ選手たち