6月のキリン杯(1日ペルー戦、7日チェコ戦)に出場する日本代表候補に横浜F・マリノスのMF谷口博之、MF小椋祥平がリストアップされていることが分かった、と13日付のスポーツニッポンが報じている。

　2人はダブルボランチとして開幕から5試合負けなし(3勝2分)と好調なチームに貢献。4バックとブロックを形成し、堅守を支えている。小椋は1対1の強さと粘り強い守備が持ち味で、4月23日の鹿島戦(3-0)では先制点もマーク。今季川崎Fから加入した谷口は守備から前線まで飛び出す豊富な運動量を誇り、7日の福岡戦(3-2)ではPA内でのポストプレーからFW小野裕二のゴールをアシストした。

　キリン杯に2人が招集されれば、小椋はA代表初選出。谷口は岡田武史前監督時代の09年1月20日のイエメン戦(出番はなし)以来、約2年4ヵ月ぶりとなる。

(文　西山紘平)