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C大阪の乾、今夏にも欧州移籍へ、クルピ監督が認める

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 セレッソ大阪のMF乾貴士が今夏に欧州移籍する可能性が高いことが分かったと14日付の日刊スポーツが報じている。13日の紅白戦で乾を控え組として起用したクラブのレヴィー・クルピ監督が「乾に興味を持っている(欧州の)クラブがたくさんあり、交渉がまとまればチームを離れる可能性が高い。だから、ほかの選手にチャンスを与えないといけない」と明かしたという。

 現時点で正式なオファーは届いていないが水面下では交渉が進んでおり、ドイツが最有力でシャルケ04やケルンが候補に挙がっているほか、スペインやオランダの複数チームが興味を示している。乾は「どの国からのオファーであっても、海外に挑戦するいいチャンス」と話し、「行くなら結果を残せるところがいい」と希望を語った。

 C大阪との契約は2年半残っており、違約金は1億円に設定されているとみられるがクラブは正式オファーが届けば移籍を容認するという。基本的には完全移籍での交渉となるが、買い取りオプション付きでの期限付きを含めた移籍交渉にも応じる方向だ。C大阪からドルトムントへ行き、ブンデスリーガで活躍したMF香川真司に乾が続く。

(文 片岡涼)

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