beacon

「小皇帝」バラック、ドイツ代表引退

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドイツ・サッカー協会は16日、レバークーゼン(ドイツ)の同国代表MFミヒャエル・バラックの代表引退を発表した。

 同日の協会公式HPによると、現ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督とバラックが、数ヵ月間の話し合いの末に両者納得したうえで決断を下したとのこと。

 99年に代表デビューを果たしたバラックは、02年W杯と06年W杯、EURO2000とEURO2004、そしてEURO2008の5つの国際大会に参加。「皇帝」の異名を持った元ドイツ代表のスーパースター、フランツ・ベッケンバウアーにあやかって「小皇帝」とも評され、02年W杯とEURO2008では準優勝、地元開催の06年W杯では3位と、いずれも中心選手として好成績を収めた。一方で、昨年行われた10年W杯には負傷のため、参加できなかった。

 なお、ドイツ代表では98試合に出場して42得点を記録。8月10日にシュツットガルトで行われるブラジルとの親善試合が引退試合となる見込みになっている。

[写真]ドイツ代表では主将で「13番」を背負っていたバラック

(文 宝田雅樹)

TOP