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[U-17W杯]練習前にはアルマゲドン鑑賞、秋野「仲間と協力すれば世界さえも変えられると思った」

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 U-17W杯2011メキシコ大会を戦うU-17日本代表は現地時間27日、午前中は映画「アルマゲドン」の後半を観賞し、午後2時半からはトレーニングを行った。日本サッカー協会によると、恒例となっている“シネマで共鳴”では鑑賞後に全員で感想を発表した。

 映画を通じて、犠牲を払うことや仲間と困難を乗り越えることについて話し合った。アルゼンチン戦(3-1)で初出場ながら最小失点に抑えたGK牲川歩見(磐田ユース)は「目標が高ければ、やり遂げた時の感動は大きい事を知った」とコメント。MF石毛秀樹(清水ユース)は「仲間を信じることが何よりも大切だと思った」と話した。また、アルゼンチン戦でゴールを決めたDF高木大輔(東京Vユース)は「どんな難しい状況でも仲間と協力すれば、達成できると思った」と話し、MF秋野央樹(柏U-18)は「仲間と協力すれば、世界さえも変えられると思った」と感想を発表したという。

 午後はグループリーグ時にも使用したUDEMグラウンドで練習を行い、ショートダッシュなど、フィジカル系のトレーニングを行った。この日も炎天下での練習となったがMF深井一希(札幌U-18)は「1回モンテレイに来ているので、暑かったけど、それ程辛くなかったです。もし、試合でこの気温でも大丈夫だと思います」と練習を振り返ったという。 

以下、JFA公式サイトよりコメント

●MF深井一希(札幌U-18)
―今日のトレーニングは非常に暑い中でのトレーニングでしたが、感想を聞かせてください。
「1回モンテレイに来ているので、暑かったけど、それ程辛くなかったです。もし、試合でこの気温でも大丈夫だと思います」

―チームの雰囲気はいかがですか?
「予選リーグを突破して一度リラックスできたので、今日からは気を引き締めてやっていかないといけないと思って練習に取り組みました。チーム全体の雰囲気を盛り上げていくために、“プレー”で引っ張って行きたいです」

―いよいよ決勝トーナメントですね。意気込みを教えてください。
「ここからは、負けたら終わりなのでひとつひとつのプレーに気持ちを込めて全力を出して頑張りたいです」

●MF石毛秀樹(清水ユース)
―今大会は決定気に絡むプレーが多い様に思えますが、何か意識していることは?
「攻撃的なMFですので、ゴール前でのプレーを増やそうとしてプレーをしています。運動量を増やし、相手のボランチの横のスペースでボールを受けて、可能であれば、そこで前を向いてプレーをしようと心掛けています」

―決勝トーナメントですね。自信のほどは?
「チームの目標は、ファイナリストですが、1戦1戦チャレンジしていきたいです。先ずは、ニュージーランド戦に向けて心身共に準備をしていきたいと思います。いつも通りパスをまわして、いつも通りサッカーができれば良い結果が付いて来ると思っています」

―日本のサポーターの一言。
「グループリーグを1位で突破出来たのも、皆さんの応援のおかげです。決勝トーナメントも頑張りますので応援よろしくお願いします」

(文 片岡涼)
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