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鹿島が伊野波のクロアチア移籍容認へ

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 鹿島アントラーズの日本代表DF伊野波雅彦が、クロアチアのハイデュク・スプリトへ移籍することが有力となった。28日のスポーツ新聞web版で一斉に報じられたもので、日刊スポーツによると鹿島はすでに獲得の打診を受けており、28日に鹿島の鈴木満強化部長と面談した伊野波は「年齢的にも若くないし、ラストチャンスだと思っている」と海外挑戦を希望したという。伊野波は今季終了まで鹿島との契約が残っているが、鹿島は移籍を容認する方針。今後は両クラブで交渉を行う模様だ。

 伊野波は鹿児島実高(鹿児島)から阪南大、F東京を経て08年から鹿島でプレー。日本代表として出場した1月のアジア杯ではカタール戦で決勝ゴールを決め、優勝に貢献した。
 一方、旧ユーゴスラビア時代を含めて15度の国内リーグ優勝を経験しているハイデュク・スプリトは、2010-11年シーズンのクロアチアリーグ2位で、新シーズンはEL(欧州リーグ)に出場する。伊野波は「クロアチアに行って経験を積んで、次のステップを踏めれば理想的」と話しているという。
 
(文 吉田太郎)
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