東京Vからユトレヒト(オランダ)に移籍したMF高木善朗が2日に行われた練習試合で移籍後初の先発出場を果たし、0-1で迎えた前半37分にオランダでの“デビューゴール”を決めた。

　移籍後初の実戦の場となった地元のアマチュア選抜チームとの練習試合にトップ下の位置で先発出場。0-1で迎えた前半37分、右クロスを味方MFが落としたこぼれに高木が反応。PA手前正面から迷いなく左足を振りぬくと、グラウンダーのシュートはゴール右隅に決まった。2-1で前半を終了し、高木は交代。このゴールをきっかけにチームは4-1で快勝した。

　得点にはつながらなかったが味方のミドルシュートがポストを叩いたシーンでも、こぼれにつめるなどチャンスに絡んだ。上々のオランダデビューを飾り、幸先よいスタートを切った。

　今後、ユトレヒトは9日に日本代表GK川島永嗣が所属するリールスと練習試合を行う予定となっている。

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