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鹿島、ハイデュク・スプリトと伊野波移籍で基本合意

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 鹿島アントラーズは5日、クロアチア1部リーグのハイデュク・スプリトとDF伊野波雅彦の完全移籍について、クラブ間で基本合意に達した、と発表した。なお、伊野波はきょう5日にハイデュク・スプリトとの契約のため離日した。

 伊野波は08年にFC東京から鹿島へ加入。2度のリーグ制覇と昨年度の天皇杯優勝にも貢献した。日本代表として出場した今年1月のアジア杯でも優勝を経験。一方、ハイデュク・スプリトは旧ユーゴスラビア時代を含めて15度の国内リーグ優勝を経験している名門で昨シーズンはリーグ2位に入っている。

 新シーズンはELにも出場するチームに加入することになった伊野波はクラブを通して「アントラーズでプレーした3年半のあいだに、代表に選ばれてプレーすることができるようになったし、このクラブですごく成長することができました。しかし、代表で結果を残すためには、もう一段階レベルアップする必要があると感じています。さらなるステージで挑戦したいという気持ちは強かったのですが、今回チャンスをいただき、より成長するために移籍を決意しました。アントラーズで優勝できたことは、僕にとってとても大きな財産になりました。偉大な先輩も多いなかで、いろいろな経験を受け継いだり、一緒にプレーすることで成長できたんだと思います。僕にとって、クロアチアへの移籍がゴールではありません。1つ、2つ、3つと、ステップアップして皆さんにいい知らせを届けられるように頑張ります。いままで本当にありがとうございました」とコメントを発表した。


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