FW宮市亮が所属するアーセナル(イングランド)と日本代表DF槙野智章が所属するケルン(ドイツ)が23日に親善試合を行った。試合はアーセナルが2-1で勝利した。

　宮市と槙野は同時にピッチに立つことはなかったものの、それぞれ出場は果たした。宮市は2-0で迎えた前半29分に2得点を決めたFWジェルビーニョに代わって出場。自らアピールしてボールを呼び込むなど、積極的なプレーを見せ、前半のみの出場で交代した。槙野は1-2で迎えた後半42分からプレーした。

　試合は前半7分、FWジャック・ウィルシャーからのボールに抜け出したジェルビーニョが右足ダイレクトでシュートを決めて先制。さらに同15分、FWセオ・ウォルコットの右クロスをジェルビーニョがGKともつれ合いながらも右足で押し込み、2-0。今季加入したコートジボワール代表FWが早速2得点を決めてアピールした。

　前半45分には、相手のロングパスをDFカール・ジェンキンソンがクリアミス。自陣のゴールへ向かって蹴りこんだボールはゴールネットへ吸い込まれ、痛恨のオウンゴールとなった。その後はスコアは動かずに試合は終了。2-1でアーセナルが勝利した。

　今後、アーセナルはエミレーツ杯が控えており、30日にはボカ・ジュニアーズと戦うが、宮市は同大会に出場するために必要な労働ビザを現段階では取得できていないため、出場の見通しは立っていない。

---

▼関連リンク
欧州組完全ガイド