[7.31 なでしこリーグ第3節 INAC神戸3-1岡山湯郷Belle 神戸ユ]

　なでしこリーグは30、31日、第1、3節の延期試合を行い、首位・INAC神戸は岡山湯郷Belleに3-1で逆転勝ちし、開幕7連勝を飾った。

　神戸総合運動公園ユニバー記念競技場には2万1236人の大観衆が詰めかけた。24日のINAC対千葉レディース戦で記録した1万7812人を大きく上回り、なでしこリーグの最高入場者数を更新。その中でINACが強さを見せ付けた。

　日本女子代表MF宮間あやを擁する岡山湯郷は前半21分、 MF保坂のどかの右サイドからの折り返しをMF中野真奈美が左足でシュート。日本女子代表GK海堀あゆみの手を弾いたボールはゴールネットを揺らし、今季ここまで無失点だったINACのゴールをついにこじ開けた。

　しかし、INACは動じない。前半30分、MFチ・ソヨンの左CKに日本女子代表DF田中明日菜が頭で合わせ、同点弾。1-1で後半に折り返すと、日本女子代表FW川澄奈穂美とチ・ソヨンのコンビで立て続けにゴールを奪った。

　後半21分、川澄のスルーパスからチ・ソヨンが右足で勝ち越し点。同25分には日本女子代表MF澤穂希のロングフィードを受けたチ・ソヨンが川澄とのワンツーでPA内に抜け出し、左足でダメ押しゴールを叩き込んだ。

　7試合目で初失点を喫したINACだが、終わってみればシュート16本を浴びせる逆転勝利。注目の澤対宮間のなでしこジャパン対決は、首位を独走するINACに軍配があがった。

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