日本代表FW岡崎慎司が開幕戦ゴール!!　ブンデスリーガ第1節の2日目が6日に各地で行われ、岡崎が所属するシュツットガルトは日本代表DF内田篤人が所属するシャルケ04と対戦。3-0で快勝し、2011-2012シーズン初陣を白星で飾った。ともにベンチスタートとなった一戦で、内田の出場機会はなかった。

　岡崎は2-0で迎えた後半34分に右MFで途中出場を果たした。すると終了間際の後半44分、左サイドからのロングボールをバックステップしながら、ワントラップで足元に落ち着けた。ドリブルで前進すると迷うことなく左足を一閃。鋭い弾道のミドルシュートはゴール左へ突き刺さった。

　昨季の第33節ハノーファー戦(2-1)、5月14日の最終節バイエルン戦(1-2)に続いて、シーズンをまたいでの3戦連続弾。ゴールが決まるとベンチ前へ走り込み、チームメイトの歓喜の輪に包まれた。7月15日のオーストリア合宿の練習中に右足首の靭帯を痛め、29日に行われたドイツ国内杯の初戦・SVヴェーエン戦(2-1)ではメンバー入りしたものの出場はなかった。しかし、この日の試合では後半34分から出場すると、故障の不安を払拭する鮮やかなゴールを決めてみせた。

　試合は前半37分に右CKからファーサイドのFWカカウがヘディングシュートを決めて先制。後半11分には、FKの流れからDFモリナーロの左クロスをMFマルティン・ハルニクが頭で叩き込み、2点のリードに成功した。そして最後は岡崎がダメを押す3点目。開幕戦で昨季欧州CLベスト4のシャルケ04を撃破した。

　今後、岡崎は日本に帰国し、日本代表の一員として10日に北海道で行われる韓国戦(札幌ド)に臨む。欧州2年目で開幕戦ゴールを決め、代表戦へ向けて大きな弾みをつけた。

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