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ゴールを“予言”する香川、「点を取れそうな予感がする」

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 1月のアジア杯以来、約半年ぶりに日本代表に復帰したFW香川真司(ドルトムント)が10日の韓国戦(札幌ド)を翌日に控え、ゴールを“予言”した。「コンディションもいいし、点を取れそうな予感がする」。背番号10は絶対なる自信をのぞかせていた。

 5日のブンデスリーガ開幕戦・ハンブルガーSV戦(3-1)後、欧州組の先陣を切って7日に帰国。8日から始まった合宿で入念にコンディションを整えてきた。「練習時間は短かったけど、お互いの良さは分かっている。試合の中で確認しながらやりたい」。半年ぶりの代表戦でも連係に不安はない。そのうえで、ドイツ仕込みの「個」の力で局面を打開するつもりだ。

「自分一人でサッカーはできないけど、攻撃のスイッチを入れたり、ゴール前の崩しだったり、積極的に自分からトライしたい。シンプルにやることも大事だけど、最後の3分の1はダイナミックに。明日はそういうところ見せられれば」

 互いに多数の欧州組を抱える日韓戦。その中で「違い」を生むプレーで、チームを勝利に導く。「韓国はそんなに守備は強くない。スペースは生まれると思う。フィジカルが強くて、高さもあるので、セットプレーは怖いけど、全員で守備ができれば問題ない」。1月25日のアジア杯準決勝・韓国戦以来、197日ぶりとなる代表戦。最後まで強気な姿勢を崩さなかった香川が、ゴールで完全復活を宣言する。

[写真]約半年ぶりの代表戦に臨むMF香川真司

(取材・文 西山紘平)

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