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[SBSカップ]静岡CB犬飼がメキシコから頭で2発!

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[8・20 SBSカップ国際ユースサッカー 静岡ユース3-3(PK2-3)U-18メキシコ代表 草薙陸]

 メキシコから頭で2発! 180cmのCBがゴールハンターとしての才能を発揮した。静岡ユースのCB犬飼智也(清水エスパルスユース)は前半13分、MF風間宏矢の右CKに二アサイドへ飛び込むと「ヘディングは得意。セットプレーで取りたいと思っていた」と頭でゴール左隅へ流し込む先制ゴール。さらに29分には風間の左CKに再び二アサイドへ飛び込むと、ボールを後方へ押し出すように再び頭で合わせる。これがそのままゴール右隅へ吸い込まれて地元チームに再び歓喜をもたらした。

「出来すぎでしたわ~」と本人も驚く2発。ただ、現在愛知遠征中の名門・清水ユースから離れて世界と対峙している主将兼DFは「『チームでも取れ』と言われると思う。チームで取りたいですね」。21日のU-18日本代表戦後、そのまま愛知入りするというだけにすでに頭の中を切り替えていた。

 80分間で勝てば優勝の決まるU-18日本代表戦は「一昨日の試合を見たらパスが上手いし、自分たちのペースでやっていた。でも粘り強いプレーをしていけば勝てると思う。ゼロで抑えるという気持ちでやりたい」。この日は2ゴールも、高く設定したディフェンスラインの背後を取られて3失点した。ただ、前半には相手のシュートをゴールすれすれでクリアするビッグプレー。また試合終盤にはディフェンスラインを修正して相手の攻撃を封じるなど、自信を深めている。最終戦では、ゴール、そして代表チームを抑えて自身をアピールする。

(取材・文 吉田太郎)

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