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[ユニバ]4発快勝で金メダルへ王手!!丸山が直接FK&PKの2得点

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 4発快勝で決勝進出、悲願の金メダルへ王手!! ユニバーシアード日本代表は20日、準決勝でロシア代表と対戦し、4-1で快勝した。前半を0-0で折り返したが後半には4点を追加。後半11分にMF六平光成(中央大3年=前橋育英高)のゴールで先制し、同20分には1点を返されたものの、同31分に準々決勝でも2得点を決めたMF河本明人(流通経済大3年=流通経済大柏高)が逆転弾。その後はDF丸山祐市(明治大4年=國學院久我山高)が直接FKやPKなどを決め、勝利を収めた。22日に行われる決勝では、日本はグループリーグでも対戦したイギリス代表と対戦する。

 日本は前節からシステムを変更。FW富山貴光(早稲田大3年=矢板中央高)を1トップに置く、4-2-3-1システムで試合に臨んだ。立ち上がり、日本はパスミスが多く、なかなかリズムをつくることができない。対するロシアは最終ラインからのロングパスを多用し、チャンスをつくった。互いにゴールが生まれずに前半は0-0で終了した。

 迎えた後半、MF八反田康平(筑波大4年=鹿児島中央高)に代えて、MF河井陽介(慶應義塾大4年=藤枝東高)を投入。そして後半11分に、六平がミドルシュートを決めて、先制に成功した。しかし同20分にカウンターから失点。早くも1-1の振り出しに戻された。再びリードの欲しい日本は、後半28分にMF湯澤洋介(駒澤大3年=矢板中央高)に代えて、MF河本明人(流通経済大3年=流通経済大柏高)をピッチへ送り、システムを4-4-2へ変更。河本とFW赤崎秀平(筑波大2年=佐賀東高)が2トップを務めた。この交代が功を奏したのが後半31分だった。河本が豪快に決めて、2-1と2度目のリードに成功した。

 さらに後半38分、ドリブル突破で仕掛けた河本がFKを獲得。これをDF丸山祐市(明治大4年=國學院久我山高)が直接沈めて、2点差に広げた。終了間際の後半45分には獲得したPKを丸山が決めて、4-1。終わってみれば4発快勝で日本が決勝へ駒を進めた。

 22日の決勝は、グループリーグで対戦したイギリスとの再戦となる。予選では日本が1-0で勝利したが、イギリスは主力を温存していたため、決勝は厳しい試合になることが予想される。「金メダルを日本へ持って帰ろう!」と大会前から強く意気込んでいた日本が悲願達成を目指す。

[写真]勝利を喜ぶ選手たち(左から河本、丸山、瀬沼)

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