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10月のタジキスタン戦でアーセナル・宮市を招集か

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 ブラジルW杯アジア3次予選のウズベキスタン戦(アウェー)を終えた日本代表の国内組が7日、成田着の航空機で帰国した。2日の北朝鮮戦(埼玉)を含め、最初の2試合を1勝1分で終えたザックジャパンだが、10月11日の第3戦・タジキスタン戦(長居)に、アーセナルの18歳FW宮市亮が招集される可能性が出てきた。

 8日のスポーツニッポンによると、アルベルト・ザッケローニ監督が招集する方針を固めたという。北朝鮮戦、ウズベキスタン戦ともに司令塔のMF本田圭佑(CSAモスクワ)が怪我で不在となり、攻撃の迫力を欠いた。プレースタイルは大きく違うが、指揮官は快足が武器のアタッカーに“救世主”として白羽の矢を立てたようだ。

 報道では、既にスタッフが視察のため渡英したという。ザッケローニ監督はもともと宮市に注目。東日本大震災の影響で参加を見送ったが、南米選手権のメンバーとしてリストアップし、W杯アジア3次予選でも、予備登録メンバーに入れている。スポーツニッポンによると、イタリアのサッカー関係者にも「宮市には注目した方が良い」と話しているほどだ。

 右膝を痛めている本田はすでに手術を終え、年内の代表合流は絶望的となっている。肩を痛めているDF長友佑都(インテル)はタジキスタン戦で復帰できる見通しだが、北朝鮮戦、ウズベキスタン戦では決定力不足を露呈しており、昨季はオランダで活躍し、今季はプレミアで飛躍が見込まれるアタッカーに期待がかかる。実際に招集されるか、ファンにとっては今から楽しみになってくる。

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