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細貝の移籍後初ゴールで先制も…アウクスブルクは4失点惨敗で3連敗

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 アウクスブルクの日本代表MF細貝萌がドイツ移籍後初ゴールを決めた。ブンデスリーガは9日、第5節1日目を行い、アウクスブルクはホームでレバークーゼンと対戦。3試合連続先発出場となった細貝は右SBで先発し、前半5分に欧州初ゴールとなる先制点を決めたが、その後4失点し、1-4で敗れた。アウクスブルクは3連敗で開幕から2分3敗となった。

 初ゴールの喜びも束の間だった。アウクスブルクは前半5分、左サイドをドリブルで突破したFWダニエル・バイアーがゴールラインぎりぎりから折り返すと、逆サイドから猛然と詰めた細貝が右足で叩き込んだ。細貝のブンデス初ゴールが先制点。ところが、わずか1分後にMFシドニー・サムにゴールを許し、同点に追い付かれると、前半23分にはFWキースリンクに勝ち越しゴールを決められた。アウクスブルクは後半にも2失点。1-4の逆転負けで3連敗となった。

 昨年12月に浦和から2013年6月末までの複数年契約でレバークーゼンに加入した細貝は、12年6月末までのレンタル移籍で当時2部のアウクスブルクへ加入。欧州挑戦1シーズン目となった昨季はリーグ戦7試合に出場し、チームはクラブ史上初の1部昇格を果たした。細貝は8月13日の第2節・カイザースラウテルン戦に途中出場し1部デビュー。続く第3節から3試合連続で先発出場し、この日はレンタル元の“古巣”相手にドイツ初ゴールを決めたが、チームは逆転負けでまたしても1部初勝利はお預けとなった。

[写真]前半5分、ブンデス初ゴールとなる先制点を決めたMF細貝萌がチームメイトと抱き合って喜ぶ


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