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鹿島は2点差追い上げドローも、首位との勝ち点差14に開く

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[9.10 J1第25節 新潟2-2鹿島 東北電ス]

 鹿島アントラーズは新潟に2点を先取されるも、DF岩政大樹とFW田代有三のゴールで2-2で引き分けた。8戦負けなし(6勝2分)で5位をキープしたものの、首位との勝ち点差は14に開いてしまった。

 8月24日の甲府戦で負傷していたU-22日本代表FW大迫勇也が2戦ぶりに先発に復帰。FW興梠慎三と2トップを組んだ。開始2分、早くも大迫がチャンスに絡んだ。PA内左でDFをかわすとシュートを放つ。DFにクリアされたが、こぼれをDF中田浩二がヘディングシュート。これはU-22代表DF鈴木大輔にクリアされた。その後は決定機を作れずに時間が過ぎると、前半終了間際の44分に失点。0-1で前半を折り返した。

 さらに後半22分にはサイドから押し込まれると、最後はFWブルーノ・ロペスにシュートを許し、2点差に突き放された。しかし負けるわけにいかない鹿島は、ここから意地をみせた。後半29分、MF野沢拓也の左CKから最後はファーサイドの岩政が左足で詰め、1点を返した。1点差にすると、5分後には同点弾。野沢の右クロスに途中出場の田代が合わせてヘディングシュート。今季11点目となるゴールを決めた。しかし逆転はかなわずに試合は終了。2-2のドローで試合は終了した。

 試合後、クラブによると岩政は「2失点したことと勝てなかったことに納得していない」と話し、大迫は「悔しい。チャンスはあったと思う。今日は足にボールが付かなかった。理由は自分が下手なだけ。もっとボールに向かっていきたかったし、決めたかった。勝てた試合だと思う」と不発に終わった結果に唇を噛んだ。

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