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[カーリング杯]宮市が途中出場でアーセナルで公式戦デビュー!!

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 カーリング杯の3回戦が20日に各地で行われた。FW宮市亮が所属するアーセナルはホームで4部相当のシュールズベリーと対戦し、MFヨッシ・ベナユンらのゴールで3-1で勝利した。宮市は2-1で迎えた後半26分にFWパク・ジュヨンに代わって出場。アーセナルでの公式戦デビューを飾った。

 試合は前半16分にまさかの失点で幕を開けた。しかし同33分にDFキーラン・ギブスが1点を返す。1-1で迎えた後半13分にはFWチェンバレンが逆転弾を決めた。そして同26分にパクに代わって、宮市が出場した。緊張からか動きに堅さがあったものの、相手DF3人を引き付けてのドリブル突破など果敢にチャンレンジする場面もあった。実力発揮とはいかなかったが初の公式戦で地に足つけたプレーをみせた。チームは後半33分にベナユンが試合を決定付ける3点目。そのまま逃げ切ったアーセナルが3-1の勝利を飾り、4回戦へ駒を進めた。

 中京大中京高に在学中の今年1月にアーセナルに加入した宮市だが、昨季は英国での労働ビザが取得できなかったためにフェイエノールト(オランダ)へレンタル移籍。しかし即座に主力選手として定着すると、12試合に出場し、3得点4アシストを記録していた。今季も労働ビザの取得は難しいとみられていたが、昨季のオランダでの活躍も後押しする形となり、土壇場でビザを取得。8月9日から正式に2011-2012シーズンをアーセナルの一員として過ごしていた。

 そして8月20日の第2節リバプール戦で出場こそなかったもののリーグ戦初のベンチ入り。その後はケガの影響でベンチからも外れていたが、この日行われたカーリング杯3回戦で待望の出場を果たした。今後のアーセナルはリーグ戦に加えて、欧州CLなどの大舞台も控えている。まだまだ宮市の挑戦は始まったばかり。これからの活躍に大きな期待がかかる。

[写真]悲願のエミレーツスタジアムでプレーした宮市


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