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故障から復帰の長谷部、後半からボランチに入りバラックとマッチアップ

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 ブンデスリーガは1日、第8節2日目を行い、日本代表MF長谷部誠の所属するボルフスブルクはアウェーでレバークーゼンに1-3で敗れた。右太腿痛のため前節・カイザースラウテルン戦(1-0)を欠場した長谷部は2試合ぶりのベンチ入り。0-1で折り返した後半開始から出場し、ボランチに入った。

 流れは変えた。0-1で前半を折り返すと、長谷部が後半から登場。MFバラックと再三、マッチアップしながらボランチの位置で攻守をつなぎ、チームにリズムを生んだ。後半14分にはDFシェーファーの左クロスにFWマンジュキッチが頭であ合わせる同点ゴール。1-1に追い付き、一気に逆転を目指した。

 しかし、レバークーゼンは後半20分、ロングフィードに反応したFWデルディヨクがリフティングするようにボールを浮かしてDFを翻弄すると、ゴールに背を向けた状態から豪快なオーバーヘッドシュート。スーパーゴールで2-1と再びリードを奪った。同40分にはFWキースリンクがダメ押しの3点目。3-1と試合を決定付けた。

 チームを逆転勝利に導くことはできなかった長谷部だが、復帰戦で故障の影響を感じさせないプレーを見せたことは、7日にベトナム戦、11日にW杯アジア3次予選・タジキスタン戦を控える日本代表にとって朗報と言えそうだ。

[写真]ベンチスタートのMF長谷部誠は後半開始から出場

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