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ヴェンゲル:「カカーにとって問題なのは…」

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エジルと同じチームにいる難しさを指摘

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はレアル・マドリーMFカカーが本調子に戻りつつあることを強調しつつ、MFメスト・エジルが同じクラブにいる限りは出場時間は限られるだろうとの見解を示した。

 カカーは2009年にミランからマドリーへと移籍した。だが負傷が続き、まだインパクトを残せていない。

 現在はようやくフル出場できる状態に戻り、チャンピオンズリーグ(CL)のアヤックス戦では素晴らしいパフォーマンスを披露した。

 スペイン『アス』は、「カカーは再びよくやるようになっている。だが、まだミランの頃のレベルには戻っていないと思う。彼にとっての次のステップは、再びたくさん試合に出場することだ」との、カカーについてのヴェンゲル監督のコメントを紹介している。

「カカーにとって問題なのは、若くて力にあふれるエジルと同じチームでプレーしていることだ。カカーが異論のないファーストチームの選手に戻るのは、簡単なことではない」

「少し前には、誰もが彼は終わった選手だと話していた。だが最近のパフォーマンスで判断されるべきだ。彼のような選手にとって、長い離脱の後で最高の調子を取り戻すことは簡単ではない。トップの状態に戻るには時間が必要だ」

 カカーには移籍の噂がつきまとうが、本人はこれを否定し続けている。

[写真]2日のエスパニョール戦のカカ

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