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C大阪・扇原、観客席にペットボトルを投げ返し罰則受ける

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 セレッソ大阪は6日、5日のナビスコ杯準々決勝・浦和戦において、DF扇原貴宏が観客スタンドから投げ込まれたペットボトルを投げ返すという行為をしたため、厳重注意とともに罰金などの処分を科したと発表した。内容はクラブ規定による罰金のほか、直近の公式戦2試合の出場停止、練習時間外の社会奉仕活動の実施となっている。

 扇原はクラブを通じて「この度は自分の意識の甘さによる行動で、ファン、サポーターの皆さん、チームメイト、クラブスタッフに多大な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ありません。こういうことを二度と行わないように、しっかり反省して、自分の教訓にしたいと思います。皆さんを失望させてしまったので、これからは自分の価値を上げられるように、もう一度一からがんばっていきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」とお詫びのコメントをしている。

以下、詳細

■対象試合
2011ヤマザキナビスコカップ準々決勝
10月5日(水)セレッソ大阪vs浦和レッズ 19:00キックオフ 大阪長居スタジアム
■処分対象
扇原貴宏
■処分内容
・罰金(クラブ規定による)
・直近の公式戦2試合の出場停止(10月12日天皇杯2回戦・10月15日Jリーグ第29節甲府戦)
・練習時間外の社会奉仕活動の実施
■「ペットボトル投げ込みとそのペットボトルを投げ返した行為について」の経緯
 試合終了後、メインスタンドの挨拶が終了し、メイン中央付近に選手たちがさしかかったところ、メインスタンド中段付近からペットボトル(500ml/約半分のお茶入り)が投げ込まれた。扇原選手はそのペットボトルをメインスタンド中段(投げ込まれた場所とは全く違う方向)へ投げ返し、ペットボトルは全く関係のないお客様に当たりそうになった。
 その後、マッチコミッショナーによる事情聴取が行なわれ、扇原選手本人は、「興奮してあのような行動をとってしまった。本当に深く反省している」と反省の意を示した。本日10月6日(木)、扇原選手をクラブ事務所へ呼び、弊クラブ社長および強化部長より厳重注意を与えるとともに、上記処分を申し渡した。

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