beacon

トルコ代表、ヒディンクの後任に元U-17代表監督のアブジュ氏が就任

このエントリーをはてなブックマークに追加
 トルコサッカー協会は17日、EURO2012予選での敗退を受け、契約を解除したトルコ代表のフース・ヒディンク前監督の後任としてアブドゥラー・アブジュ氏(48)が新監督に就任したと発表した。

 10年8月に就任したヒディンク前監督はEURO2012出場を目標に掲げていたが、プレーオフでクロアチアに2戦合計0-3で敗れて出場権を逃し、16日に双方合意の元で契約が解除されていた。

 UEFA.comによると、アブジュ新監督は05年のU-17欧州選手権でトルコを優勝に導き、U-17W杯でも4強入りを果たした実績を持つ。当時のチームにはMFヌリ・サヒン(R・マドリー)らがいた。その後は06年8月にイスタンブールBBの監督に就任。1年目で1部昇格を果たし、昨季はクラブ史上初となるトルコカップ優勝に導いている。

 今回のオファーを受け、イスタンブールBBの監督を退任し、トルコ協会と15年5月までの契約を締結したアブジュ氏は「この仕事をもらえたのは名誉なことだが、非常に大きな責任も伴う。それでも、これほどの重職を任され、とてもうれしく思っている。トルコの前進に役立ち、今後の成功を国民と分かち合いたい」とコメント。14年のブラジルW杯への出場が当面の目標で、トルコは欧州予選D組でオランダ、ルーマニア、ハンガリー、エストニア、アンドラと同組になっている。

TOP