リーガ・エスパニョーラは17日、第17節1日目を行った。レアル・マドリーは敵地でセビージャと対戦し、MFクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで6-2と大勝。前節はバルセロナに1-3で逆転負けし、公式戦連勝が15でストップしたが、“クラシコショック”を払拭する6発圧勝で、バルセロナに勝ち点3差を付け、首位の座も奪還した。

　前半10分、MFディ・マリアのスルーパスに抜け出したC・ロナウドが右足ワンタッチで流し込み、先制点。同37分にはディ・マリアの左クロスにMFカジェホンが走り込み、右足アウトサイドで合わせる。さらに同41分、C・ロナウドの弾丸ミドルがゴール右上隅に突き刺さり、3-0と突き放した。

　前半44分にDFペペが2枚目の警告で退場し、数的不利に立たされたR・マドリーだが、後半も先手を奪う。後半21分、FWベンゼマのスルーパスからディ・マリアが4点目。その3分後にセビージャもFWヘスス・ナバスのゴールで1点を返したが、後半29分にMFマヌが一発退場となり、万事休した。

　数的同数となったR・マドリーは後半40分、ベンゼマの獲得したPKをC・ロナウドがゴール右隅に蹴り込み、5-1。今季5度目のハットトリックを達成したC・ロナウドは今季通算20得点とし、得点ランキングでもFWメッシ(バルセロナ)に3点差を付け、単独トップに立った。

　試合はその後、後半44分にベンゼマに代わって出場したFWハミト・アルティントップが移籍後初ゴールを決め、6-1。セビージャは後半ロスタイムにFWネグレドが一矢報いるのが精一杯だった。

マジョルカ 1-2 ヘタフェ
[マ]イバン・ラミス(10分)
[ヘ]アブデラジズ・バラダ2(28分、44分)

スポルティング・ヒホン 1-2 エスパニョール
[ス]ダビッド・バラル(60分)
[エ]ティエリ・ビフマ(2分)、セルヒオ・ガルシア(84分)

ビルバオ 2-1 サラゴサ
[ビ]マルケル・スサエタ(7分)、ガイスカ・トケロ(87分)
[サ]レオナルド・ポンシオ(22分)

セビージャ 2-6 R・マドリー
[セ]ヘスス・ナバス(69分)、アルバロ・ネグレド(90分+2)
[R]クリスティアーノ・ロナウド3(10分、41分、86分)、ホセ・カジェホン(37分)、アンヘル・ディ・マリア(66分)、ハミト・アルティントップ(89分)

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