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[早スポ]早稲田大vs順天堂大 試合後の早稲田大コメント

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[早稲田スポーツ ゲキサカ版]

 関東大学リーグ戦(リーグ戦)第2節。開幕戦を白星発進し、さらに勢いに乗りたい早稲田大は順天堂大と対戦した。前半は攻守にわたり、完璧な内容。危なげない試合運びで2点のリードを奪う。後半に入り守りにかける時間が増えるも、MF野村良平(4年=流通経済大柏高)のリーグ戦初ゴールで試合を決定づけ、3-0で開幕2連勝を飾った。

以下、試合後のコメント

●DF畑尾大翔主将(4年=F東京U-18)
―試合を振り返って。
「試合前から、90分間自分たちの強みを出し続けようということをみんなで話していました。苦しい時間帯もありましたが、声を掛け合って耐えられましたし、ワセダらしさというものを出せた試合だったと思います」

―3得点に無失点と、内容的にも良かったのではないでしょうか?
「もっともっと点を取れるチャンスはありましたし、相手の質が高ければ失点しているというような場面もありました。今こうやって連勝できてチームの雰囲気も良い時だからこそ、自分たちの弱点や課題に向き合っていかなければいけないなと思っています」

―ゴールに至るプロセスについて。
「「前節の流経大戦はシュートが少なくて、後ろからみていてもフラストレーションがたまってしまうような状況で、監督からもハーフタイムに『もっと大胆さを』ということを言われていました。今週は練習からそのことについて声掛けをしてやってこれましたし、今日の試合ではみんながシュートにこだわって戦えていました。その姿勢がゴールにもつながったのだと思います」

―筑波大と対戦する次節に向けて。
「全日本大学選手権(インカレ)に出場するため、そしてリーグ戦を制するためには勝たなくてはならない相手であり、ひとつのターニングポイントになる試合だと思うので、自分たちの強みを出せるように良い準備をして、絶対に勝ちたいです」

●FW富山貴光(4年=矢板中央高)
―試合を振り返って。
「良い形で点が入りました。前節は2-0から追いつかれてしまいましたが、我慢してもう1点取れて、3-0で勝てたので全体的には良かったです。でも、2点取ってからもう1点取るという時に、相手に少しリズムがいってしまったので、そこらへんはまだ甘い部分だと思います」

―ご自身の得点シーンを振り返って。
「きのうの練習でも1本蹴って入っていたので、良いイメージはありました。去年の前期の順大戦でも先制点を決めていて、蹴ったら入るかなと思っていたので入って良かったです。ミートだけ心がけて打ったら、良いところに飛んでいってくれました」

―3点目の野村選手へのパスについて。
「1本目で通したかったのですが、相手が良いところにいたのでできませんでした。ノム(野村)が良いところにいたので、パスをすれば何かやってくれると思っていたら、すごいループシュートを決めてくれたので良かったです」

―前半ワセダは良い形で攻撃できていました。
「相手の嫌なところ、裏へ裏へというアクションができていました。そこらへんを後半立ち上がりから3点目取るところまでできなかったので、自分を始め前の選手たちがもっとやっていかなければならないと思います。あとは自分が前線でキープできないと、攻撃のリズムが生まれないので、もっとやっていけるようにしたいです」

―次節筑波大戦に向けて意気込みを。
「2連勝できているのは良いことですが、何が起こるか分からないので、チーム全体で一丸となって頑張っていきたいです」

●MF野村良平(4年=流通経済大柏高)
―3-0と完勝でした。
「自分たちがやるべきことをしっかりできました。そして自分たちが良い状態で試合を運べる時間が前節よりも長かったので、こういうゲームができたと思います。特に前半に関しては本当に良かったと思います」

―チーム3点目となる野村選手のループシュートは完璧なゴールに見えましたが。
「GKが前にポジショニングを取っていたのは分かっていて、きょうはキックの調子も良いと感じてたので狙ってみました。強く打っても入らないと思ったので(笑)」

―前節は2点リードを追いつかれた中で、今節は更に相手を突き放すことに成功しました。
「2-0のスコアは危ないということはよく分かっていました。次の1点をどちらのチームがとるかでゲームは決まってくると思ったので、3点目がとれて本当に良かったです」

―前節に比べて、ご自身のプレーの出来はいかがでしたか?
「守備からしっかり入って良い状態から前を向くということを意識していたので、その運動量は前節より良かったと思います。攻撃の面は、そこまで自分が良いプレーができたとは思わなかったですけど、相手の嫌がるところを突きながらチーム全体として良い攻撃ができたと思います」

―次節の相手は筑波大ですが、最後に意気込みを。
「間違いなく強い相手だと思います。きょうの勝ちは一旦置いといて、次の試合に向けて全力でチームとしてやっていきたいです」

●DF三竿雄斗(3年=東京Vユース)
―きょうの試合を振り返って。
「昨季も開幕戦で勝ったんですけど、次の試合で筑波大に負けてしまったので、ことしは繰り返さないようにしっかり勝っていこうということを試合前にみんなで言っていました。それで気持ちを切り替えて、チーム一丸となって勝てたので良かったです」

―無失点で試合を終えましたが、守備面はいかがでしたか?
「前半は問題なくできていたんですけど、後半は2-0で勝ってる状態で始まって、相手も攻めにきていた中で何回か危ない場面作られてしまったので、そこをしっかり修正して次に生かしたいです」

―得点シーンを振り返って
「洋史(近藤)にパスを出す前から予測していて、洋史がオーバーラップして、相手が僕に食いついてきたので、洋史が中に入ってシュートをうって。自分的には詰めるという意識はそこまでなかったんですけど、たまたま僕のところにボールが来たので押し込むだけでした」

―2-0となってからも攻め上がるシーンが数多くあったように見えました。
「前半は2-0で終わったんですけど、自分としてはまだまだ点に絡みたかったので、変わらずに上がりました」

―次節へ向けて。
「相手は筑波大なので、今まで以上に練習をしっかりやって、来週勝てるように準備したいです」

[写真]ループシュートを決めた野村

(取材・文 早稲田スポーツ)

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