[Fリーグ]残り2分からの2ゴールで、名古屋が町田に逆転勝利
[10.8 F第16節 町田 3-4 名古屋 町田]
Fリーグは8日に第16節を行いペスカドーラ町田が、名古屋オーシャンズとホームの町田総合体育館で対戦した。町田は前半15分にFP本田真琉虎洲がゴールを決めて、1-0とリードして前半を折り返す。名古屋のボール回しに食らい付き、体を張った守りを見せていた町田は、後半9分にも速攻からFP森谷優太がゴールを決めて、2-0と点差を広げた。後半13分には名古屋もFPリカルジーニョが中央突破から1点を返す。その後、1点ずつを加えて迎えた後半39分、名古屋は第2PKを獲得すると、FP森岡薫が決めて3-3と試合を振り出しに戻した。さらに試合終了間際にもリカルジーニョがゴールを決めて、4-3で名古屋が逆転勝利している。
町田のスタメンはGK渡辺新一、FP森谷優太、FP甲斐修侍、FP三輪修也、FP大地悟。浜松の先発はGK川原永光、FP北原亘、FPラファエル・サカイ、FP逸見勝利ラファエル、FP森岡薫となっている。
ホームの町田市立総合体育館に、日本代表5選手、ポルトガル代表1選手を擁する名古屋を迎えた町田は、良い試合の入りを見せる。前半4分には森谷のドリブルから、FP大地悟がシュートを打つがGK川原永光に防がれる。名古屋の攻撃に対して、しっかりと体を寄せてシュートもブロックする町田は、速攻からチャンスをつくるが得点を挙げられない。
個の力で上回る名古屋は、フットサルW杯を戦うポルトガル代表に選出されたリカルジーニョが自陣からゴールを狙う。しかし、GK渡辺真一の意表を突いたシュートも右ポストを叩き、ゴールは決まらない。同11分にはFP木暮賢一郎がマークに付いていたFP甲斐修侍を外してシュートを打つが、これはGK渡辺に防がれた。
速攻から名古屋ゴールを脅かしていた町田は、前半15分にFP永島俊のパスを受けたFP本田真琉虎洲が縦に抜けてシュート。これが決まり、ホームの町田が1-0と先制する。リードした後も、町田はしっかりと相手に体を寄せた守備を見せて、簡単にフィニッシュを打たせない。前半終了間際には、FP逸見勝利ラファエルのサイドチェンジをリカルジーニョがダイレクトで叩く。GK渡辺は反応できなかったが、右ポストに嫌われた。このまま1-0で町田がリードして前半を折り返す。
後半3分には、町田がチャンスをつくる。自陣から甲斐が大地にパス。大地はさらに前方の森谷に当てると、右サイドを駆け上がった甲斐にラストパスを送る。ボールは甲斐の足下に入ったが、GK川原がシュートを打たせない。同4分にも町田は永島がボールを受けて、FPペドロ・コスタをかわしてシュートを放つ。GKと1対1の場面だったが、シュートをふかせてしまい、追加点は挙げられなかった。
1点を追う名古屋は後半5分に、リカルジーニョがシュートを放つが、またもポストに嫌われる。同8分には森岡がDFに体を預けられながらも、強烈なシュートを飛ばすが、枠を捉えきれない。我慢の時間が続いた町田だが、後半9分には追加点を挙げる。森谷が森岡からボールを奪う。森谷は篠崎とワンツーをかわしてフリーになると、1対1を確実に決めて2-0とリードを広げた。
攻め続ける名古屋は後半13分、リカルジーニョが中央からゴールをこじ開ける。ドリブル突破から左足を振り抜き、1点を返した。しかし、後半14分、甲斐からロングボールが出ると、前線に走り込んだ大地が胸でトラップ。この動きに名古屋のDFとGKが釣られると、フリーで走り込んだ森谷が無人のゴールにボールを流し込み、3-1と再び点差を2点に戻す。
今季無敗の名古屋も、意地を見せる。後半15分、前線でボールを受けた森岡がPA内でDFを背負いながらラファエル・サカイにパス。ラファエル・サカイがシュートを決めて、3-2と1点差に詰め寄った。同16分には速攻からピンチを迎えたが、日本代表GK川原が体を張って守る。この場面で町田の金山がGK川原にファウルを犯し、町田のファウルは5つ目を数えた。後半17分から、名古屋は北原をGKに、パワープレーに出た。
集中した守備で名古屋の攻撃を凌いでいた町田だが、思わぬ落とし穴にはまる。自陣からのロングボールを最前線で受けた森谷が、手でボールを扱ってしまい、6つ目のファウルを与えてしまう。これで第2PKを得た名古屋は、森岡が決めて3-3と試合を振り出しに戻す。さらに40分には森岡からのパスを受けたリカルジーニョが、ニアサイドを射抜き、逆転に成功した。残り時間で町田も滝田をGKにパワープレーに出たが、ゴールをこじ開けることはできず。土壇場で逆転した名古屋は無敗を保ち9連勝。一方の町田は4連敗となった。
ペスカドーラ町田 3-4(前半1-0) 名古屋オーシャンズ
[ペ]本田真琉虎洲(15分)、森谷優太2(29分、34分)
[名]リカルジーニョ2(33分、40分)、ラファエル・サカイ(35分)、森岡薫(39分)
(取材・文 河合拓)
Fリーグは8日に第16節を行いペスカドーラ町田が、名古屋オーシャンズとホームの町田総合体育館で対戦した。町田は前半15分にFP本田真琉虎洲がゴールを決めて、1-0とリードして前半を折り返す。名古屋のボール回しに食らい付き、体を張った守りを見せていた町田は、後半9分にも速攻からFP森谷優太がゴールを決めて、2-0と点差を広げた。後半13分には名古屋もFPリカルジーニョが中央突破から1点を返す。その後、1点ずつを加えて迎えた後半39分、名古屋は第2PKを獲得すると、FP森岡薫が決めて3-3と試合を振り出しに戻した。さらに試合終了間際にもリカルジーニョがゴールを決めて、4-3で名古屋が逆転勝利している。
町田のスタメンはGK渡辺新一、FP森谷優太、FP甲斐修侍、FP三輪修也、FP大地悟。浜松の先発はGK川原永光、FP北原亘、FPラファエル・サカイ、FP逸見勝利ラファエル、FP森岡薫となっている。
ホームの町田市立総合体育館に、日本代表5選手、ポルトガル代表1選手を擁する名古屋を迎えた町田は、良い試合の入りを見せる。前半4分には森谷のドリブルから、FP大地悟がシュートを打つがGK川原永光に防がれる。名古屋の攻撃に対して、しっかりと体を寄せてシュートもブロックする町田は、速攻からチャンスをつくるが得点を挙げられない。
個の力で上回る名古屋は、フットサルW杯を戦うポルトガル代表に選出されたリカルジーニョが自陣からゴールを狙う。しかし、GK渡辺真一の意表を突いたシュートも右ポストを叩き、ゴールは決まらない。同11分にはFP木暮賢一郎がマークに付いていたFP甲斐修侍を外してシュートを打つが、これはGK渡辺に防がれた。
速攻から名古屋ゴールを脅かしていた町田は、前半15分にFP永島俊のパスを受けたFP本田真琉虎洲が縦に抜けてシュート。これが決まり、ホームの町田が1-0と先制する。リードした後も、町田はしっかりと相手に体を寄せた守備を見せて、簡単にフィニッシュを打たせない。前半終了間際には、FP逸見勝利ラファエルのサイドチェンジをリカルジーニョがダイレクトで叩く。GK渡辺は反応できなかったが、右ポストに嫌われた。このまま1-0で町田がリードして前半を折り返す。
後半3分には、町田がチャンスをつくる。自陣から甲斐が大地にパス。大地はさらに前方の森谷に当てると、右サイドを駆け上がった甲斐にラストパスを送る。ボールは甲斐の足下に入ったが、GK川原がシュートを打たせない。同4分にも町田は永島がボールを受けて、FPペドロ・コスタをかわしてシュートを放つ。GKと1対1の場面だったが、シュートをふかせてしまい、追加点は挙げられなかった。
1点を追う名古屋は後半5分に、リカルジーニョがシュートを放つが、またもポストに嫌われる。同8分には森岡がDFに体を預けられながらも、強烈なシュートを飛ばすが、枠を捉えきれない。我慢の時間が続いた町田だが、後半9分には追加点を挙げる。森谷が森岡からボールを奪う。森谷は篠崎とワンツーをかわしてフリーになると、1対1を確実に決めて2-0とリードを広げた。
攻め続ける名古屋は後半13分、リカルジーニョが中央からゴールをこじ開ける。ドリブル突破から左足を振り抜き、1点を返した。しかし、後半14分、甲斐からロングボールが出ると、前線に走り込んだ大地が胸でトラップ。この動きに名古屋のDFとGKが釣られると、フリーで走り込んだ森谷が無人のゴールにボールを流し込み、3-1と再び点差を2点に戻す。
今季無敗の名古屋も、意地を見せる。後半15分、前線でボールを受けた森岡がPA内でDFを背負いながらラファエル・サカイにパス。ラファエル・サカイがシュートを決めて、3-2と1点差に詰め寄った。同16分には速攻からピンチを迎えたが、日本代表GK川原が体を張って守る。この場面で町田の金山がGK川原にファウルを犯し、町田のファウルは5つ目を数えた。後半17分から、名古屋は北原をGKに、パワープレーに出た。
集中した守備で名古屋の攻撃を凌いでいた町田だが、思わぬ落とし穴にはまる。自陣からのロングボールを最前線で受けた森谷が、手でボールを扱ってしまい、6つ目のファウルを与えてしまう。これで第2PKを得た名古屋は、森岡が決めて3-3と試合を振り出しに戻す。さらに40分には森岡からのパスを受けたリカルジーニョが、ニアサイドを射抜き、逆転に成功した。残り時間で町田も滝田をGKにパワープレーに出たが、ゴールをこじ開けることはできず。土壇場で逆転した名古屋は無敗を保ち9連勝。一方の町田は4連敗となった。
ペスカドーラ町田 3-4(前半1-0) 名古屋オーシャンズ
[ペ]本田真琉虎洲(15分)、森谷優太2(29分、34分)
[名]リカルジーニョ2(33分、40分)、ラファエル・サカイ(35分)、森岡薫(39分)
(取材・文 河合拓)
LINEでゲキサカを友だち追加
